【作品概要】ディズニープラス・オリジナルシリーズ『ムービング』で、怪力とスピードの超能力を持っているガンフン役を演じたキム・ドフンをインタビューした。寡黙で冷たいイメージガンフンとは全く違って明るくてエネルギー溢れるキム・ドフンに出演過程や役作り、共演者との思い出などを語ってもらった。
Q:シリーズが公開された感想を聞かせてください。
「撮影から1年が経って公開されるので、ドキドキもしましたが、視聴者の気持ちで早く次が見たいですし、楽しんでいます(笑)。次のストーリーを知っていてもどんな風に撮ったのかは知らないので、次の公開を楽しみにしています」
Q:周りの反応はいかがですか?
「知人からたくさんの連絡をもらっています。‘とても面白い!’、‘狂った!’、‘いいドラマだ’などの連絡をもらっていて嬉しいです」
Q:SNS反応はいかがですか?
「SNS(インスタグラム)は先日作ったばかりで確認する余裕がなかったですが、書き込みにハートがたくさんあり、英語が多いですが、良い話だろうと思っています(笑)。『ムービング』の公開に合わせて作りました。SNSは長所もありますが、気を付けなければならない部分もあるのでやっていなかったのですが、僕を応援してくださる方々とコミュニケーションできる媒体があればいいなと思って作りました」
Q:出演の過程を聞かせてください。
「友人といる時、事務所から『ムービング』のオーディションがあるという連絡をもらったので、“『ムービング』のオーディションを受けることになった”と言ったら、友人は“原作漫画の大ファンだ”と言い、どれくらい人気だったのか、内容などを教えてもらったら期待感が高まってすぐウェブ漫画を見ましたが、とても面白かったです。表面的には超能力ファンタジーヒーローアクションという部分が強調されていますが、それだけでなくヒューマニズムの部分も多くて惹かれました。とても素晴らしい先輩たちがたくさん出演すると聞いてもっと出演したい気持ちが大きくなり、手をぶるぶる震えながら台本をめくっていたら監督がすごく心配していたそうです。あまりにも震えていたので、どこか体調が悪いのではないかと(笑)」
Q:最初からガンフン役でしたか?
「オーディションではすべての可能性を開いていましたが、リーディングが終わった後、監督に“ガンフンが大好きです”と言ったら、それが不思議だったようで“どうして?”と聞かれ、“今の僕に一番よく演じられると思いますし、一番演じたいキャラクターです”と答えました。出演が決まるまで時間がかかっていて、毎日焦る気持ちで待っていました。2,3か月後、出演が決まったと聞いた時は嬉しさのあまり歌いました(笑)」
Q:監督にキャスティングの理由を聞いていますか?
「聞けなかったです。渋い返答がでたらどうしようと怖くて(笑)。ガンフンとイメージが合っているからキャスティングしてくださったのだと思いますが、理由は聞けなかったです」
Q:監督に褒められたことはありますか?
「“オッケー”と言ってくれたらよくやったという意味だろうと思いました。“カット”サインがかかったら監督に“どうでしたか?”と聞いたら“自然だったよ。良い”と言われたのでホットしました。この作品に出演しながら学んだのは、普段の僕は心配性ですが、演じる時も状況に集中して演じらなければならないのに‘これが合っているのか?あれが合っているのか?’と考えが多い方です。監督から奇襲的にディレクションを受けて何となく演じた後‘こういうのは僕に良くないと思うけど’と思って監督に“突然のディレクションは難しいです”と言ったら、“考えずに出た時の演技がいいよ”と言われて、その後、わざと考えずに思うままに演じようとしました。他の作品でも助かりましたし、僕に必要だったことだと思います」
Q:ガンフンをよく演じられると思った理由は何ですか?
「演じる時、演じたい気持ちや情熱に結構影響されるほうですが、何より演じたいという気持ちがとても大きかったです。お父さんとの関係や物語が胸に響きましたし、無口だけど、ガンフンが持っている信念や意志などがよかったです。よく演じられる役は毎度変わります。今の僕の温度に合う役を演じる方ですが、当時は落ち着いている役を演じたいと思っていたころなので、ガンフンをよく表現できると思いました」
Q:ウェブ漫画を参考にした部分はありますか?
「ウェブ漫画を見て印象に残っていたのは、素直に眺める表情と、途中で照れているような頬のテレ顔でした。最初は無表情のガンフンを表現しようとしましたが、まだ高校3年生の幼い子なので純粋な心を持っているだろうし、友達に近づくのが難しく、上手ではないという部分を失ってはいけないと思って、少し照れる姿も表現しました」
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