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取材記事

【作品概要】ディズニープラス・オリジナルシリーズ『ムービング』で、飛行能力とずば抜けた五感能力を持っているキム・ボンソク役を演じたイ・ジョンハに会った。三日月型になる笑顔が魅力的な彼はボンソクにそっくりだった。出演までの過程や役作り、共演者とのケミなどについて語ってもらった。

Q:シリーズが公開された感想を聞かせてください。


「周りの反応を見る方ではないですが、周りで言っているのを聞いたらうまくいっているようで嬉しいです。頑張ったことを認めてくれたようで胸がいっぱいです」

Q:人気を実感していますか?

「インスタの書き込みを読んだら嬉しくなります。いろいろ褒めてくださったり、可愛くて面白いチュジョッブメント(※)が多くて楽しいです。例えば、イ・ジョンハが好きな人は手を上げてと言ったら、地球儀がウニの形になったとか(笑)」

※自分が好きな対象を大袈裟だったり、とんでもない比喩で愛情を表現すること

Q:印象に残っている褒め言葉は何ですか?

「“ボンソク”と呼ばれると嬉しいです。“ボンソク、また増量して!”と言ってくださったり、“ボンソク”と呼んでいただけること自体が褒め言葉だと思います」

Q:街で気づかれたことはありますか?

「僕がボンソクだと言っても信じてくれません(笑)。“僕、ボンソクです!”と言ったら“嘘つくな!”と言われるので、これからは‘ボンソク’の名札を付けていようかと思っています(笑)」

Q:今はだいぶ減量しているようですね?

「はい。(元通りまで)後少しで、もう少し減量しなければなりません。60㎏台から90㎏台まで増量しました。食事管理しながらトレーニングをしました。食べる量を少しずつ増やし、有酸素運動をして楽しく増量しました」

Q:体重を維持する方が大変だったのではありませんか?

「大変でした。増量するのはたくさん食べればよかったので楽だったのですが、体重はまちまちだったので体重計に何度も上がっていました。僕は顔はあまり太らないタイプですし、顔が丸くなるのはあまり好きじゃないですが、顔が丸くならないとボンソクのように見えないと思って顔を太らせるために努力しました」

Q:出演の過程を聞かせてください。

「事務所から“『ムービング』のオーディションの機会が与えられた”と言われた時、“『ムービング』ですか?もしかしてボンソク役ですか?”と聞きました。原作とボンソクが大好きだったので、誰かボンソクを演じるならそれは僕であってほしいと思いました」

Q:オーディションではどんな魅力をアピールしましたか?

「増量できますと強調しました(笑)。受かりたい気持ちがとても強かったため、緊張し、とても生半可に演じたようで、監督から“あなた、ボンソクらしいよ。あなたらしく演じてみて”と言われて、僕として表現したらそれをよく見てくださいましたが、“これよりもっとうまく演じられます”と言いましたが、そういう姿を好意的に見てくださったようです」

Q:オーディションに受かる可能性はないと思っていたそうですが、その理由は何でしょうか?

「大人気のウェブ漫画ですし、ボンソクについてもよく知っていたので。さらにものすごい先輩方が出演すると聞いて、つかめない星だと思いました。大好きなウェブ漫画なのだ、‘僕なんかが’と思っていました」

Q:ボンソクを演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?

「ボンソクは優しくて純粋に見えますが、内面は強い人だと思いました。ボンソクを表現するために僕からボンソクに近づくより、僕の中にあるボンソクの姿を引き出して表現しようとしました」



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