Q:チョ・ハンソンさん、チョン・ジヌンさん、役作りのためにどんな準備をしましたか?
チョ・ハンソン「5度目の刑事役です(笑)。ですが、役の性格や感情は全く違いました。移植を受けたことがありませんし、受けた人の感情も知らないので難しかったですが、監督の経験を聞き、本能や感情に忠実して表現しようと努力しました」
チョン ・ジヌン「僕も感情に従って表現しようとしました。移植を受けて変わって行く過程を、いきなり変わるより、グラデーションされるように自然と変わっていく姿を見せるために監督といろいろ話し合いました」
Q:チョン・テウさん、ノ・スサンナさん、演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
チョン・テウ「僕のキャラクターの役割は物語のいきさつや展開の情報伝達です(笑)。僕のセリフなしではこの映画は理解できないと思って、そういう部分に重点を置きました」
ノ・スサンナ「アスンは臓器移植のコーディネーターで、ソンドゥやギュジョンと親しみがあったり、理解関係があるわけではないので、一線を守ろうと努力しました。コーディネーターとしての姿と、職業的な倫理を破りながら人間的に助けてあげようとする姿を適切に表現しようと努力しました」
Q:チョン・ジヌンさん、初めて悪役に挑戦した感想をお願いします。
チョン・ジヌン「悪役を演じてみたかっただけプレッシャーはありました。本来は純粋で優しい青年でしたが、セルラーメモリー(※)という状況により、僕の中に悪が生じ、どんどん悪に襲われて行きますが、こんな形の悪役は初めて接するので、準備しながら悩みが多かったです。徐々に変わっていく姿をお見せしたくて、撮影するたびに緊張感を緩めずに臨みました」
※臓器を寄贈した人の性格や習慣が臓器移植を受けた人に転移されること