【作品概要】
1992年の釜山を背景に、国会議員の晩年候補へウン、政治戦の隠された実勢スンテ、行動派のヤクザのピルドが、韓国を揺さぶる秘密の文書を持って状況を引っくり返すために熾烈な争奪戦を描く。
Q:ご挨拶をお願いします。
チョ・ジヌン「どう見ていただいたのかとても気になっています。昨日は眠れなかったです。緊張しているからではなく、イ・ソンミン先輩が出演した『刑事録』を見ていて(笑)。一度見始めたら止められなくて夜中まで見てしまいました(笑)」
イ・ソンミン「緊張しています(笑)。僕はあまり緊張しないタイプですが、今日はちょっと緊張しています。よろしくお願いします」
キム・ムヨル「皆さんの感想がすごく気になっています。完成した映画を見たら、当時のことを次々と思い出したり、僕が見ていない先輩たちの演技を見て感心したり、大切で楽しい時間でした」
Q:チョ・ジヌンさん、イ・ソンミンさんとずっと対立し、緊張感が走る間柄でしたが、絶対的な権力を持っているスンテ(イ・ソンミン)との対立にもどかしさを感じたことはありませんか?
チョ・ジヌン「相手にならないゲームなのに、なぜ続けるんだと思いました。映画の中盤ごろに、監督に“僕はここでお手上げしてもいいと思いますけど?”と言ったことがあります。僕ならスンテという大きな影の下にいたほうが安定するのではないかと思いました。人間は権力と力の前で崩れてしまうしかないですよね。正直、スンテに食って掛かるたびに怖かったです。殺されるんじゃないかと(笑)。張り詰めた緊張感を表現しなければならなかったのですが、監督のディレクションのおかげで良く表現されたと思います。皆さんから見ても相手にならなかったですよね(笑)」
イ・ソンミン「僕の立場を言いますと、ジヌンさんと共演するとき、僕もすごく緊張します。それを表に出せず演じるのは本当に大変でした(笑)」
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