Q:リメイク作に出演した感想を聞かせてください。
キム・ダミ「原作は好きな作品ですが、このシナリオも面白かったです。原作をそのまま借用するより、韓国的に表現した部分が多いので、原作は気にせず、楽しく演じました」
チョン・ソニ「人生で一番大切な思い出となっている誰かを、自分ならではの方式で愛することを表現する物語ですが、私たちの映画が選んだ方式は‘絵’です。それがどんな風に表現されているのかお見せしたいです」
Q:“ソウルメイト”の意味についてどう思われていますか?
ピョン・ウソク「この作品を撮影しながら‘ソウルメイト’の意味がまとまりました。相手に良いと思うところは、結局は自分が指向していること、隠されている自分の姿ではないかと思いました。僕が思うソウルメイトは自分に似ている友人だと思います」
チョン・ソニ「ハウンにとってミソはどんな存在だったのかと考えてみました。自分の似ている姿は愛おしく、自分と違う姿は似たいと思うのではないかと。違うところはお互いの隙を埋めてくれるパズルのピースようだったり、ある瞬間は1人のようにお互いが似ていて、目に見えないところにいても心に大きく存在している人だと思います」
キム・ダミ「定義を下すのは難しいですが、遠くにいても絆で繋がれていて、心の中にいつもいる誰か、どうやってでも繋がっている存在だと思います」
Q:キム・ダミさん、チョン・ソニさん、相性がピッタリだと感じた瞬間はいつでしょうか?
キム・ダミ「撮影に入る前に、まだ心の準備ができなかった時がありました。撮り直すのに準備時間がかかるシーンだったので、迷いましたが、とりあえずやってみようと思って演じましたが、ソニ姉さんが次の行動をしなかったです。“ダミ、なんかモヤモヤしてるでしょ?”と聞かれました。“そうです。まだ準備ができていません”と答えました。私のモヤモヤに気づいてくれて、私たちは通じ合っていると思いました」
チョン・ソニ「言葉で確認したことではないので、ダミさんが演じ始めているのに私が止めるのは簡単ではなかったです。もし、間違っていたら自分の過ちなので、短い瞬間にすごく悩みましたが、自分が感じるのが正しいと思って止めました。いつからかダミさんがミソに集中していないと私もハウンに集中できなくなりました。
私もものすごくプレッシャーを感じるシーンがあったのですが、そのシーンを終えて“ミソの瞳にぶら下がって演じたようだ”と言ったことがあります。良く演じたいという気持ちが強くて、いろいろ考えが多くなりどう演じれば分からなくなったのですが、ミソの目を見た時、自然と演じられて不思議でした」