Q:ご挨拶をお願いします。
チョ・ジヌン「すごく緊張しています。久しぶりにお会いできて嬉しいです」
イ・ソンミン「明けましておめでとうございます!お越しいただき、ありがとうございます」
キム・ムヨル「明けましておめでとうございます。マスクから少し自由になった今、お会いできて嬉しいです。よろしくお願いします」
Q:この作品を選んだ理由は何でしょうか?
チョ・ジヌン「製作陣の誘いに乗りました(笑)。仕事したことがあり、よく知っている方々だったので、作品への信頼もあったのですが、人への信頼が高かったです。また、物語を解いていく方式も面白いと思ってすぐに出演を決めました」
イ・ソンミン「物語が魅力的でした。監督と仕事をしてみたかったですし、チョ・ジヌンさんとの共演はいつもトキメキます。何よりキャラクターが魅力的だったので出演する価値がある作品だと思って選びました」
キム・ムヨル「タイトルに詰められているメッセージに響きました。人間なら誰もが、他人に見せたくない、認めたくない自分ならではの‘対外秘’があると思います。そんなメッセージが3人のキャラクターを通してよく描かれていると思いました。監督とは2度目の仕事なので信頼がありましたし、2人の先輩と共演することは光栄なので、選ばずにいられませんでした」
Q:チョ・ジヌンさん、へウンはどんな人物でしょうか?
チョ・ジヌン「普通の人です。人は常に正義にはいられないと思います。ヘウンは自分の状況や立場をよく知っていて抗弁できる僕たちの姿ではないかと思います。僕にもあんなところあると知った時はすごく辛かったのですが、‘これが自分かもしれない’と思って体を張って演じようと思いました。ヘウンはどっちかというと、義人ではないと思いますが共感していただけると思いました。ちょっと悔しいところがある人物です(笑)」
Q:監督、企画の段階からチョ・ジヌンさんを思っていたそうですが、なぜでしょうか?
チョ・ジヌン「コスパ?(笑)」
監督「40代の普通の男性の姿をしていて、近所の兄さん、近所の弟のようで、守らなければならない家庭があって、生きていかなければならない名分がある人が社会的な生存の危機に追われるとやむを得ず悪人になっていく姿を表現しなければなりません。チョ・ジヌンさんは40代の日常的な姿と、徐々に変わっていく微細なディテール、変わってしまった後の恐ろしさをすべて表現できる役者さんだと思いました。
また、へウンは釜山の人なので、釜山で生まれ育った人の情緒が必要だったのですが、すべての条件を満たす役者さんはチョ・ジヌンさんだけでした。脚色の段階でチョ・ジヌンさんに会って提案したら“なぜまた難しいキャラクターを任してくれますか?”と聞かれました(笑)」