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取材記事

【作品概要】
最悪の拉致事件によりタリバンの人質になった韓国人を救うためにアフガニスタンに向かった外交官と現地の国家情報院の要員の交渉作戦を描く。



Q:ご挨拶をお願いします。


ファン・ジョンミン「久しぶりに大きなスクリーンで映画を見たら感無量でした。皆さんも楽しんでいただけたら幸いです」

ヒョンビン「こんにちは。ヒョンビンです。2年前に撮影した作品を皆さんにお見せできることができて嬉しいです」

カン・ギヨン「カシム役を演じたカン・ギヨンです。こんなにたくさんのカメラのフラッシュを浴びるのは初めてなのですごく緊張し、震えています。とても恵まれていると思います。カシム役を任せてくださった監督に感謝します!」

Q:アフガニスタンの勉強はどんな風にしましたか?

ファン・ジョンミン「ヒョンビンさん、ギヨンさん、監督と集まって話し合いました。勉強できる資料が少なかったため、読んでみてと監督が勉強した本を渡されました。アフガニスタンに行ってドキュメンタリーを撮った方を招き、映像を見ながら気になることを聞いたり、歴史や状況などについて教えてもらいました」

Q:敏感な題材をしている作品ですが、出演する上でプレッシャーはなかったでしょうか?

ファン・ジョンミン「敏感なことを離れて、監督の作品だと聞いて“何が何でも出演する”と言いました。監督は『ワイキキ・ブラザーズ』で映画界にデビューさせてくださった方なので、絶対に出演すると言いました。敏感なことは知りません(笑)。虚構の人物なので、国を代表して人質を救わなければならないチョン・ジェホのエネルギーをどう表現し、観客にどんな風に伝えるのかが重要でした」

ヒョンビン「実話に基づいているのですが、パク・デシクは仮想の人物です。自国民を救い、人を助ける任務を持っている人物なので、その視線から見ようとしました。敏感な題材だからとして左右されることはなかったです」

カン・ギヨン「シナリオは実話に基づいていたものなので、これっぽちのプレッシャーもなかったというと嘘になるでしょう。カシムがとても魅力的だったので、役に重点を置いて飛びかかりました。さらに、ヒョンビンさん、ファン・ジョンミン先輩、監督がいらっしゃったので、ぜひ出演したいと思いました」

Q:感情演技はどのように演じられましたか?

ファンジョンミン「チョン・ジェホは原則主義者です。国を代表して、自国民を救わなければならないという意志は誰より強かったと思いますが、思うままに勝手にできなったのは外交官という職業的な位置のためです。間違ったら国が非難されてしまうので。そこで(パク・テシクと)葛藤する部分があったので、(2人の間に)積み上げていくエネルギーが必要だと思いました。中間でカシムが大きな役割をしてくれたと思います。ジェホとデシクが友情になる土台になってくれました」

ヒョンビン「デシクは過去に目の前で人質を失ったことによるトラウマを持っていたので、今回の人質事件では同じ過ちを残さないために切実でした。外交府とワンチームとなって働きながらお互いの違いから争いもありましたが、時間が経つにつれ、同じ心であることを知った瞬間から、その地域(アフガニスタン)にずっと一人ぼっちになっていた自分の隣に誰かがいることが大きな力になります。

自分にできない部分は(ジェホに)頼り、ジェホにできないことはデシクが代わりに処理する姿をお見せしようとしました。この事件を通して弟のようなカシムに出会い、少しは寂しくなくなったのではないかと思います」

カン・ギヨン「自国民の安全も、交渉の成立も重要ですが、カシムにとっては通訳料の清算も重要でした。カシムは劇の雰囲気が高調される時点で潤滑剤のような役割をする魅力的なキャラクターでしたが、僕がよく演じ通したかどうかは分かりません(笑)」



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