Q:ご挨拶をお願いします。
チョン・ヘイン「ハ・ドンス役を演じるチョン・ヘインです。貴重なお時間を割いていただき、寒波をくぐりぬけてお越しいただいてありがとうございます。よろしくお願いします」
コ・ギョンピョ「オ・ジンソブ役を演じるコ・ギョンピョです。寒い中、お越しいただきありがとうございます」
キム・ヘジュン「チェ・イラン役を演じるキム・ヘジュンです。寒い中、ご足労いただきありがとうございます」
Q:監督、韓国での仕事はいかがでしたか?また、出演者の長所を教えてください。
監督「僕たちの敵は‘寒さ’一つだけでした。スタッフも、役者さんも、チョン・ヘインさんをリーダーとして言葉は通じなくても、監督の意図を自分たちで考えて引き出してもらえて、撮影自体は非常にスムーズにいきました。それはスタッフとして、役者さんとしてのポテンシャルの高さを証明していることだと思います。
ハ・ドンスは孤独に暮らしている人間ですが、孤独は演技として表現するのが難しいです。チョン・ヘインさんの作品を見ていて思ったのは、こんなに美しい人間が孤独でないわけがないと。こんなに綺麗で、しかもスターの彼が孤独でなければ神様はあまりにも不公平だろうと思いました。成功者独特の美しさと独特の孤独感を感じたので、主役は彼しかないと考えました。
ジンソブはサイコパスですが、映画やドラマなどでサイコパスの形、パターンができてしまっているので、それを崩すにはいろんな仕事をしてきて、いろんな顔を持っているコ・ギョンピョさんの個性が必要だと思いました。最初のミーティングに30分ぐらい遅れてきたのですが、ニコニコしながら部屋に入ってきた姿を見た時、心の中で‘ジンソブは絶対この人で決まりだな’と思いました。
イランは社会と向き合う顔を持っていて、それと別に自分の秘めたものがある役柄ですが、彼女のすごく純粋なところ、可愛いところに惹かれました。後半に行くほど皆さんの想像を超えていく存在を見事に演じてもらったと思います」