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取材記事

Q:ご挨拶をお願いします。


キム・ソリョン「お足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます」

イム・シワン「アン・デボム役を演じたイム・シワンです。貴重な時間を割いていただきありがとうございます」

Q:キム・ソリョンさん、台本を読んで監督を訪れたそうですね?

キム・ソリョン「私のことを書いているのかなと思うくらい、共感する部分が多かったです。これまでは事件を中心に流れて行く物語の中で、言いたいことは言ってしまう逞しい役を演じることが多かったですが、実は私はそういう性格ではないです。この作品は感情を重心に流れて行く物語ですし、ヨルムと私は似ている部分があって、私が知っている感情なのでうまく演じられるという確信があって監督を訪れました」

Q:どんな部分が似ていますか?また、一番共感できた部分は何でしょうか?

キム・ソリョン「ヨルムは受け身で、他人から見るともどかしく感じる部分があると思いますが、私も子どものころはものすごく受け身だったので、その部分が似ていました。

ヨルムは熾烈に社会生活をしていたら、自身について何も分かっていない人になってしまったようで、何もしないと休みを宣言します。私も10年くらい仕事ばかりしていて、1年ぐらい休むことができて、仕事とは全く違うことをしているうちに自分について分かりましたし、これから生きていくのに役立つと思いました。ヨルムも私と同じ経験をしてほしいという思いで演じました」



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