Q:役の紹介をお願いします。
キム・アジュン「刑事チョン・セビョク役を演じます。コンビニ殺人事件の目撃者としてセハと出会い、共助することになります」
キム・ムヨル「“グリッド”の管理局の職員、ソン・オジン役を演じます。幽霊の存在を探しているけど、否定します。人間関係が良くなくて気性が荒く見えますが、そうではないことが10週かけて分かると思います(笑)」
キム・ソンギュン「キム・マノク役を演じます。家も、友達も、家族もなく、自分が何年生まれなのか、誕生日はいつなのかも知りません。悪いこともよくして、人殺しもはばかりなくしでかしますが、突然現れた謎の女性に助けられます。マノクの行動は単純に悪だと定義してしまうのが難しいです。“悪とは何なのか?”ということについて考えさせる人物だと思います」
イ・シヨン「地球を救える“グリッド”を構築したけど、なぜか殺人犯を助けるミステリアスな存在です。今はお話しできる部分がなくてもどかしいですが、作品を通して分かっていってほしいです」
Q:キム・ムヨルさん、軍服務中のソ・ガンジュンさんに一言お願いします。
キム・ムヨル「現在時刻11時22分、昼食を待っていると思いますが(笑)、会いたいです(笑)。ガンジュン、会いたいよ。健康に過ごして、無事に帰ってきてほしい。ファイティン!」
Q:役とのシンクロ率はどれくらいでしょうか?
キム・アジュン「台本を読んでいると胸が熱くなりました。チョン・セビョクは私よりずっと正義感や、人間味溢れています。感情的なところもあって、状況によってはカッとなる性格です。シンクロ率が一致するとは言えませんが、撮影する間セビョクに馴染もうと努力しました」
キム・ムヨル「まず、スタイルが似ています。僕が演じたので(笑)。ソン・オジンはコッパソクチョク(※1)ですが、僕はコッチョクソクチョク(※2)です(笑)。ソン・オジンは生きてきた環境によって何かを隠したり、防御するようなところがあり、冷たいですが、僕は柔らかく温かいです(笑)」
※1「表はカリッと、中はしっとり」の略語。主に食べ物に使う新造語だが、見た目は冷たく見えるけど心が温かい人を表現する時にも使われる。
※2 「コッパソクチョク」から派生した表現で「表も中もしっとり」の略語。見た目も、心も優しいという意味
キム・ソンギュン「シンクロ率はほぼゼロです(笑)。悪いことをしでかすので(笑)。ですが、疲れた時にたまにキム・マノクのようになる時があります。キム・マノクは社会性がなく、お腹が減ったらご飯を食べ、眠くなったら寝て、誰かを攻撃したくなると攻撃するなど、本能的に生きる人ですが、そういう攻撃性を除いて、(本能的な部分は)似ていると思います(笑)」
キム・ムヨル「疲れたら、現場で横になって寝ていました(笑)」
イ・シヨン「能力の差が大きいです(笑)。これまでは私が誰かを追撃していたのですが、初めて追撃されるのも面白かったですし(笑)、演じたことのない役なので撮影する時も楽しかったです。私に比べたらみんなかわいく思えましたし、楽しかったです(笑)。秘密を知っているので誰よりも余裕がありましたし、いつも高いところでみんなを見下ろしていたのも楽しかったです(笑)。“私はなぜマノクを助けるのか?マノクとはどんな繋がりがあるのか?”などを考えながら台本を読んだのですが、視聴者の皆さんもその部分に重点を置いてご覧になるとさらに楽しめると思います(笑)」
Q:キム・アジュンさん、撮影中、印象に残っていることは何でしょうか?
キム・アジュン「キム・ソンギュンさんとは初めて会ったときから最後までアクションシーンでした。二人の体をぶつけ合う争いが多かったのが印象に残っています」
Q:この作品を選んだ理由を教えてください。
キム・アジュン「私は自分の役より全体的な物語を見て作品を選ぶ方ですが、特に今回の作品は物語の展開方法や台本の形式がとても魅力的でした。ミステリアス追跡スリラーなので、全体的にサスペンスが感じられたからかもしれませんが、作家さんならではの細かさや形式に魅了されました」
キム・ムヨル「台本をいただいた頃、まさに“太陽風が地球に及ぼす影響”という記事を読んでいたので、台本を読んだときは驚きました。研究資料に基づいて書こうとした努力が伝わりました。周りから『作家さんは図書館で文章を書いている』と聞きました。次のストーリーがすごく気になりましたし、すごくミステリアスで、スリル満点でした」
キム・ソンギュン「それ、僕が言おうとしていたのに!(笑)『神の一手:鬼手編』で共演した監督からオファーをいただいて出演しました。このような作品に興味を持っていたのですが、台本を読んでみると、ミステリアスでスリル満点で、どんな風に展開されていくか気になりました」
イ・シヨン「台本にものすごい力があって、読み始めた瞬間から吸い込まれ、最後まで緊張しっぱなしでした。“このような世界観が作られるんだ!”と感心しながら読みました。読むたびに解釈が変わることにも驚きましたし、作家さんと会って話してみたら、さらに隠されている世界観があって驚きました。このような作品に参加できることにワクワクし、光栄でした」
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