Q:ご挨拶をお願いします。
J.Y.Park「歌手であり、JYPエンターテインメントを運営しているJ.Y.Parkです」
PSY「20年間歌手PSYとしてお目にかかってきましたが、初めてP NATIONのプロデューサーとして参加した歌手兼プロデューサーPSYです」
Q:初めての収録はいかがでしたか?
J.Y.Park「初めての収録が終わった後、チーフPDに『ダメにならなかったですよ!行ける!』と言いました(笑)。失敗するんじゃないかという不安がありました(笑)。特別な参加者たちがいなかったら良い番組が作れないので、それが一番怖かったです。審査の基準を明確に決めていたので、そこに合う参加者が来てくれなかったらどうしようと心配していたんですが、初めての収録が終わった後、“ダメにならなかった!助かった!”と思いました」
PSY「僕は緊張しないことで有名ですが、この番組は初めて経験する部分が多くてすごく緊張しました。20年間、バラエティ番組には僕の新曲を宣伝するために出演してきたのですが、この番組では僕が誰かの人生がかかったことを評価するということが重く、ぎこちなかったです。初めての収録が終わって“ジニョン(J.Y.Park)兄さんは本当にバラエティが上手だ”と思いました(笑)。兄さんとはプライベートですごく仲良くしていますが、番組に一緒に出演するのも、一緒に仕事するのも初めてで、ジニョンさんに驚きながら、いろいろ見習いながら臨んでいます」
Q:審査の基準は何でしょうか?
J.Y.Park「オーディション番組『K-POP STAR』をシーズン6までやりましたが、辛かったです。JYPエンターテインメントではアイドルを育てているのですが、その番組には芸術的な参加者たちが多くて、その2つのギャップが大きくて大変でした。またオーディション番組に出演するなら、JYPエンターテインメントでやっていることと同じことがしたいと思いました。アーティストを選ぶのと、アイドルグループのメンバーを選ぶ基準は違います。ダンスや歌、どっちか一つ得意な部分があって、チーム内で(何かの)役割をしてくれそうならアイドルになれるので、多様な審査基準を作って臨んでいます」
PSY「ジニョンさんも、僕も、変わった外見をしていて、デビュー時からすごく特別でしたよね(笑)。僕の審査基準は内面の特別さです。『外見は僕たちと違う子を選ぼうね』と冗談交じりで言いました(笑)。最近の若者は内気のようだけど、ここぞというときは才能が発揮される人も多くて、内面の性格がどれだけ外向的なのかを見つけようとしています。それが内面の特別さだと思います」
Q:どんな部分に重点を置いて評価されていますか?
J.Y.Park「アイドルグループを企画し、プロデュースしながら、次のアイドルはどんなグループにすればいいか、違うべきのものは何か、彼らの存在理由を作ってくれるのは何なのかなどを悩みます。結論は、前は歌手の能力を事務所がカバーしてあげる部分が多かったのですが、今は1人メディアが多くて、態度や、人柄、能力を隠すことが難しくなりました。ですから、活動と言葉が一致することができる、自分が表現したいことをはっきり持っている人を探さなければなりません。表向きには静かだけど、言いたいことでいっぱいな人がK-POPを導いていくのではないかと思い、この部分に重点を置いてしました」
PSY「20年間歌手PSYをプロデュースしてきたパク・ジェサン(PSYの本名)としての姿を振り返ってみたら、いつも“なぜこういう音楽はないんだろう?”、“なぜ愛の歌を作らなければならないんだ。他の歌を作ってみよう”というようなことをたくさん考えました。今はK-POPの位相が高くなり、K-POPはこうするべきだというのが存在すると思いますが、“それがすべてではない。こういうK-POPもあるよ”ということを見せられる特別さを持っている人を探しています。僕は子どものころから『変わっているね』とよく言われましたが、それが20年積もり、特別さになりました。ですから、変わりに重点を置いてみようとしています」