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取材記事

【映画概要】
偶然手元に来た手紙1通で、お互いの人生の癒しになってあげるヨンホとソヒの物語を描く。

Q:出演を決めた理由を教えてください。


カン・ハヌル「一つしかありません。台本がすごく面白かったからです。映画をご覧になって分かると思いますが、こんな雰囲気とこんなトーンの台本を読むのは久しぶりでした。“僕が昔ラブレターを書くときどうだったっけ?”というトキメキがあったり、吸い込まれるような台本でした。エンディングに至りながら、ものすごい感動ではなく、少しずつ積もったことが些細にぱちぱちと弾ける感じが良かったです。一言で言うと、感動をくれた台本だから選びました」

チョン・ウヒ「最近にしては珍しい物語の台本だと思いました。90年代、2000年代の感性が感じられ、物静かな感動のある台本は久しぶりでした。決め手となったのは、エピローグが印象的だったことです。エピローグの部分を読んで、この作品に出演しようと思いました」

Q:自分の中のどんな姿を極大化して演じられましたか?

カン・ハヌル「僕という枝から始まり、多様な顔を表現しようと努力してきました。台本にはヨンホの多くの部分が埋まっていない状態だったのですが、監督と作家さんが、僕がやりやすいように埋めていってほしいと言ってくださって、すごく嬉しかったです。これまでは役に基づいて僕がその役に見えるように努力してきましたが、今回は役に実際のカン・ハヌルの表情、呼吸を入れてみようと思いました。台本上のヨンホのブランクを僕、カン・ハヌルとして埋めました」

チョン・ウヒ「これまでは感情を劇的に引き上げたり、限界にぶつかってそれを乗り越えようとしてきましたが、今回は極大化したというより、“じっと存在していた”という表現が合うと思います。監督に私の新しい姿を収めたいと言われましたが、私は自分がどんな風に映っているのかよく知らず、ありのままを表現しているので、私の姿をよく見ている監督が表情や動きなどの強弱のコントロールなど、繊細にディレクションしてくださって、それに合わせて最小限に表現しようとしました」



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