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Q：役の紹介をお願いします。


イ・ジェフン「公権力の死角地帯で犯罪を起こす悪いやつらを断罪する模範タクシー運転手のキム・ドギ役を演じます。やりきれない思いを抱えた被害者の代わりに悪いやつらを叱り、癒します。キム・ドギはものすごくタフで強く、凄まじい力を持っています。悪いやつらを打ちのめす過程で、キム・ドギは他のキャラクターに偽装します。そういった姿を面白ポイントとしてご覧いただくと面白いと思います。大胆不敵ですが温かい心の持ち主で、人のために犠牲になれる人なので愛してください」

イ・ソム「ソウル北部地検のカン・ハナ検事を演じます。正義感のある検事で、自分の目標のために情熱的で淡泊な人ですが、憚ることなく行動する魅力的なキャラクターです」

キム・ウィソン「ムジゲ運輸代表チャン・ソンチョル役を演じます。2つの職業を持っています。青い鳥財団という犯罪被害者を助ける団体の代表と、強力犯を懲らしめる闇の会社ムジゲ運輸の代表です」

ピョ・イェジン「ムジゲ運輸の最年少であり、ハッカーのアン・ゴウン役を演じます。普段は経理をしていて、作戦に出るときはハッカーです。最年少ですが、このチームのおじさんたちを引っ張る、しっかり者キャラクターです」

チャ・ジヨン「ゴットマザーのペク会長を演じるチャ・ジヨンです。凄まじいフォースで闇の世界を掌握しています。お金のためなら水火も辞さず、自分を正当化、合理化させ、怖いものなしに進行するすごい人物です」

Q：イ・ジェフンさん、この作品を選んだ理由はなんですか？


イ・ジェフン「台本がすごく面白かったんです。普段台本を読むときに“実際にあった話で、話が展開していくときに心に響くものがあると良いな”という思いで読むのですが、『模範タクシー』は“この世には悔しい思いをしても、法の保護を受けられない人がたくさんいるんだな、その人たちのために僕らは何をしてあげられるのか？こういう部分は代理満足させられそうだ”と考えました。ドラマというジャンルを通して、悪いやつらは叱らなくてはいけないという視聴者の思いというか、そういう部分をキャラクターが解消してくれていて痛快でした。

内容が明確で簡潔で、何気なく読み始めましたが心に残るメッセージが強力で、選ばずにはいられませんでした。制作陣への信頼もあり、最高の人たちと一緒なら良い作品を作ることができると確信が持てました。最高のスタッフと役者の皆さんとご一緒出来て本当に光栄です」

Q：イ・ジェフンさん、歴代最高レベルのダークヒーローですが、アクションへのプレッシャーはなかったですか？

イ・ジェフン「アクションが一番の大きなポイントです。そのシーンのために武術チームと何度も練習しました。武術監督に『キム・ドギは多数を相手にしても引くことのない強靭なフィジカルを持っているから、リアルにワンテイクで行こう』と言われ、体力的な負担と、もしもけがをしたらどうしようという心配がありましたが、全てのチームが安全にできるよう努力してくださったので、僕は体を燃やして尽力するのみでした（笑）。視聴者の方には痛快だと感じていただけると思います。カーチェイサーシーンも強力なので、そこも楽しみにしていてください」

Q：イ・ジェフンさんがダークヒーローを演じたことでさらに期待できる気がします。

イ・ジェフン「この物語の“ダークヒーロー”という部分で“バットマンみたいだ”と思いました。僕の役はキム・ドギという“キサ（運転手）”ですよね。『ダークナイト』の“ナイト”は“キサ（騎士）”という意味で。“キサ” で繋がったので不思議でした（笑）」