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取材記事

Q:ご挨拶をお願いします。


カン・ハヌル「久しぶりにご挨拶させていただきます。ヨンホ役を演じたカン・ハヌルです。よろしくお願いします」

チョン・ウヒ「私も久しぶりにご挨拶させていただきます。ソヒ役を演じたチョン・ウヒです。よろしくお願いします」

Q:初めてタイトルを見たとき、いかがでしたか?

カン・ハヌル「有名な曲のタイトル(※)なので、“ああいう内容(歌詞)の音楽映画かな?”と思いました(笑)。その曲とは関係なかったですが、その曲と同じくらい大きな響きがありました」

※1986年にグループ「復活」が出した曲のタイトルと同じ
チョン・ウヒ「有名な曲と関連があるのかな?あの歌手の方の物語かな?と思ったのですが、まったく関係がなかったです(笑)。内容とタイトルが本当によく合っていました。心がしっとりする温かい映画、響きのある映画で良かったです」

Q:台本を読んで共感した部分はありましたか?

カン・ハヌル「ヨンホを演じなくてはいけない立場を超え、僕があの頃、ああいう風に待っていたことを突然思い出したり、少しの間、(その当時に)思い耽させる台本で、不思議でした。僕が昔経験したことと似ていて、経験したことのあるシーンだったので、演じるのも難しくなかったです」

チョン・ウヒ「まだ(映画のように)待つことは経験していないと思います。あの頃は時間、場所を正確に決めていなければ、すれ違いや間違いもよくありましたし、待ち続けなくてはいけませんでした。そういったところで小さな共感はありました」

Q:カン・ハヌルさん、ヨンホはどんな人物ですか?

カン・ハヌル「未来と夢に対して、ハッキリとした目標がなく、さ迷っています。偶然ひらめいて、ソヒに手紙を送ります。手紙を書いて、返事を待つワクワク感を感じます」

Q:カン・ハヌルさん、軍隊にいたとき、このシナリオを読んで泣いたそうですね?

カン・ハヌル「燃灯時間と言って、夜に本を読んだり、勉強できる自由時間があって、その時にこのシナリオを読んだのですが、涙が浮かんできてしまって寝るふりをしなくちゃと思いました(笑)。(僕が)遅く軍隊に行ったので、他の人が階級は高くても年下でした。階級は低くても僕は年上ですし、涙を溜めている姿は見せたくなくて、寝るふりして早く寝てしまうふりをしたりも(笑)」

Q:カン・ハヌルさん、今まで様々な若者の姿を見せてきましたが、今回はどんな姿を見せてくれますか?

カン・ハヌル「ヨンホを演じるのは面白かったです。“僕はあの頃どうだったかな?”とすごく悩みました。今まで演じてきた役も確実に僕ではありましたが、それでも“この役ならこの時どうしただろう?”と悩んでいました。ですがヨンホの場合は“僕があの時どうたっだか?”という考えをよくしました」

Q:2000年代初めを背景にしていますが、劇中で使われた当時の小物の中で記憶に残っているものがあったら教えてください。

カン・ハヌル「あそこまで綺麗な状態のカロボンヌン(※)はほとんど残っていないそうです。なので僕の体よりも大切に扱いました(笑)。下手して落としたりして画面にひびが入ったら大惨事なので(笑)。実際にそれを持って撮影するとき、手に汗をかきました。劇中カロボンヌンを見て驚くシーンは、実際に初めて見たときと同じでした。“(画面が)回転するんだ?!”と、世界がくるっと回るような感じがとても不思議だったことを監督に話して、キャラクターのイメージを壊さない程度に入れてみました」

※2004年にサムスン電子が出した携帯電話で、画面が横(カロ)に回転する機能がある。
チョン・ウヒ「ソヒは古本屋を営んでおり、新しい文明に触れるよりも、古本とレコードを愛用していて、時代遅れな感じの人物でした」



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