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取材記事

【映画概要】
早くも大人になってしまった子供アヨン(キム・ヒャンギ)が、頼るところのない新米ママ、ヨンチェ(リュ・ヒョンギョン)のベビーシッターになることから繰り広げられる物語を描く。

Q:ご挨拶と、映画を観た感想を聞かせてください。


キム・ヒャンギ「アンニョンハセヨ、アヨン役を演じたキム・ヒャンギです。私は泣かないと思っていたのですが、なぜ泣いたのか自分でも分かりません(笑)。日差しのようなヒョクの顔を見たら悲しくなりました。自分の演技を除いて、映画そのものだけで観るのは難しかったです。観客のみなさんがどのように感じてくださるかが気になります」


リュ・ヒョンギョン「ヨンチェ役を演じたリュ・ヒョンギョンです。撮影が終わってあまり時間が経っていないため、映画を観ていたら現場でのことが鮮明に頭に浮かんできて、映画に集中できなかったです。自分の演技に物足りない部分が見えましたが、それでも最後には涙が出ました。自分の映画を見て泣くのが恥ずかしくて、マスクの中で涙も、鼻水も出ましたが、そのままにしておきました(笑)」


ヨム・ヘラン「ヨンチェの心の支え、ミジャ役を演じたヨム・ヘランです。完成した映画をはじめて観ました。普通、初めて観る時は自分の演技しか見えないし、残念な部分がよく見えるそうです。自分の演技はとても残念ですが、映画を見ていたら、何度も涙が出ました。こういう物語は心の琴線に触れるのが難しいですが、この映画はたくさん共感し、(キャラクターたちを)応援したくなりました。私でも助けてあげたいという気持ちになりました」

Q:キム・ヒャンギさん、演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?

キム・ヒャンギ「初めてシナリオを読んだときは、キャラクターの置かれている環境や経済的な部分など、私が生きている現実と違って、まったく違う人物だと思いましたが、何度も読んでいたら、アヨンの行動や選択に、“なぜ?”と疑問を感じたことは一度もなかったです。そういうことを除いた一人の人間としては、私と似ていると思うと、さらに共感できましたし、演じやすかったです。基本的にアヨンは一人でも生きられるほど強い子ですが、いくら頑張っても埋められない心の穴があり、自己防御をしているなと思いました。特に行動で見せなくても、そういう姿が自然と見えるように演じたいと思いました。他人と感情を共有し、表現するのが苦手で、自分が思う枠の中から離れないようにする子だと思いながら演じました」

Q:リュ・ヒョンギョンさん、シングルマザーを演じる上で、大変だったことはありませんか?

リュ・ヒョンギョン「シナリオに母親の苦衷がよく書かれていました。周りで子育てしている知人たちから話を聞いたり、甥(姪)の世話を何度もしたので、子育ての大変さや良いところを少しは知っています。育児をする姿を演じる時、わざと設定したりすると不自然に見えますが、監督がカットをかけずロングテイクで撮ってくださったので、集中して演じることができました」

Q:ヨム・ヘランさん、この作品を選んだ理由は何でしょうか?

ヨム・ヘラン「キャラクターを良い人、悪い人に二分法で分けていないところが良かったです。これまでの作品では、酒場のオーナー、シングルマザー、親のいない子に対するイメージを限定的に使われていましたが、この作品では生き生きしている感じを受けました。心に傷を負った人同士がお互いかばい合いながら生きていく姿に心が響いて選びました」



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