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取材記事

Q:ご挨拶をお願いします。


キム・ヒャンギ「アヨン役を演じたキム・ヒャンギです。直接お会いすることはできませんが、こうして関心を寄せてくださってありがとうございます」

リュ・ヒョンギョン「ヨンチェ役を演じたリュ・ヒョンギョンです。お会いできてうれしいです」

Q:シナリオを読んだ時、いかがでしたか?

キム・ヒャンギ「台本を読んでいたら、私とアヨンは似ていると思いました。“私とは全く違う環境で育った子なのに、なぜ似ているんだろう?”と思い、すごく新鮮で、興味が湧きました」

リュ・ヒョンギョン「ヨンチェは社会への嫌悪、自分への嫌悪を持っていて、気の毒に思えました。アヨンに出会い、交感しながら、人間的に成長していくストーリーなので、この映画を通して私も人間的に成長していきたいという思いで臨みました」

Q:キム・ヒャンギさん、演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?

キム・ヒャンギ「アヨンを取り巻く経済的な部分や、生きていく上で必要とするものなど、外的な環境は違いますが、そういうことを除いた一人の人間としては、私と似ているという感じがしました。アヨンはいくら頑張っても埋められない心の穴があり、自己防御せざるを得ず、日常で安定的な選択から外れないようにしようとする強迫観念があると思いました。人と感情を分かち合うこと、共有することに違和感を感じる人なので、そういう部分を考えながら演じました」

Q:前作『優雅な嘘』、『無垢なる証人』に続き、癒しの3部作と言えると思いますが、どう思われますか?

キム・ヒャンギ「撮影する時はその作品だけを考えるので、そういうことについて考えたことはありませんが、“癒しの3部作”っていいと思います(笑)」

Q:(前作の役名の)チョンジ、ジウ、そして今回のアヨンの共通点は何でしょうか?

キム・ヒャンギ「内面からも成長していき、また、そうするために努力するところと、その中で人間に感じられるあらゆる感情を表現するところが似ていると思います」

Q:劇中、(ヨンチェの息子)ヒョクのおむつを替えてあげたり、赤ちゃんを世話するのがとてもお上手だったそうですが、ノウハウはありますか?

キム・ヒャンギ「ノウハウはありません(笑)。ヒョク役はジファンとジフンの双子が演じてくれましたが、とても大人しくて、特に私がケアしてあげることはなかったです(笑)」

リュ・ヒョンギョン「初めてヒョクと会った時、ヒャンギさんが抱いていたんですが、ヒャンギさんも、赤ちゃんもじっとしていたんです。ヒャンギさんはこの赤ちゃんは可愛がってあげたり、関心を引かせることよりも、見守ってあげて、じっとしていてあげるのがいいんだというのを分かり、そうしてあげていました。(育児の)プロ中のプロです(笑)」



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