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取材記事

Q:ご挨拶をお願いします。


チョン・ウソン「韓国の大統領、ハン・ギョンジェ役を演じたチョン・ウソンです」


クァク・ドウォン「北朝鮮の護衛総局長、パク・ジヌ役を演じたクァク・ドウォンです」


ユ・ヨンソク「北朝鮮最高指導者、チョ・ソンサ役を演じたユ・ヨンソクです」

Q:前作『鋼鉄の雨』とキャラクターや設定など、繋がっている部分が全くないですが、出演を決めた理由は何でしょうか?


チョン・ウソン「設定自体が新鮮で、面白かったです。『鋼鉄の雨』(以下、鋼鉄の雨1)も『鋼鉄の雨:首脳会談』(以下、鋼鉄の雨2)も、主人公となるのは朝鮮半島で、僕たちの地が持っている痛みと、歴史的な意味、そして、僕たちが今生きているこの地の意味をどのように定立するべきかということへの質問を投げかける映画だと思います。

『鋼鉄の雨』は2人の人物が朝鮮半島の希望を作り出すというファンタジー的な映画でしたが、今回は国際情勢の中の朝鮮半島をより冷静に見られるので、より大きな質問を投げかける映画だと思います。ファンタジー的な部分は映画的な解釈だと思えますが、物語が持っている重さを考えると、出演を決めるのは簡単ではなかったです。さらに、大統領役を演じろと言われて、監督はなぜ僕に試練を与えるのかと、ずいぶん悩みました(笑)」

クァク・ドウォン「監督から『鋼鉄の雨2』を作ると聞いて、『では、僕は昇級して、大統領になるんですか?ウソンさんは(前作で)死んでなかったですか?』と聞いたら、ウソンさんが韓国の大統領を演じ、僕は北朝鮮の人だと言われました。北朝鮮最高指導者役なら体型面では合うと思いましたが、委員長ではなく、護衛総局長でした(笑)。シナリオがとても面白かったですし、北朝鮮人役は初めてで好奇心も湧きました」

チョン・ウソン「ドウォンさんはいつも撮影に入る前の一週間、ダイエットをします。今回も護衛総局長はシャープでなければならないと言って、一週間ほどダイエットしました。撮影に入ると同時に『たくさん食べて元気出そう』と言い、よく食べます(笑)」

ユ・ヨンソク「『鋼鉄の雨1』が面白かったので、今回オファーをいただいたときは嬉しかったです。シナリオを読んで、(マネージャーに)『僕が北朝鮮最高指導者役で合ってますか?ドウォン兄さんじゃなくて?』と聞きました(笑)。

最初は(出演を)迷いました。一つの国の指導者役を演じるということが、想像できませんでした。監督から『朝鮮半島の情勢に関してリアルに描きながらも、映画という無限の想像の中で、様々な物語を広げるためには(スタイル的に)シンクロ率を合わせるより、ヨンソクさんが演じることで、むしろいろいろな想像ができるようにしたいんだ』と言われました。その話を聞いてシナリオを読み直したら、朝鮮半島の情勢をリアルに扱う中にもウィットに富んでいる部分があり、見どころが多かったので一度挑戦してみたいと思いました。怖かった部分もありますが、逃げずに挑戦してみようと思って出演しました」



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