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取材記事

【映画概要】
朝鮮時代の第21代王英祖(ヨンジョ)10年を背景に、拉致された妻(イ・ユリ)を探しに出たソリクン(パンソリの歌手)ハッキュ(イ・ボングン)を中心に集まった道化師たちの、喜怒哀楽を朝鮮全土の風光明媚と美しいカラク(リズム)で作り上げた、最も韓国的なミュージカル映画だ。

Q:映画を観た感想を聞かせてください。


イ・ボングン「ソリ(歌)の道化師ハッキュ役を演じたイ・ボングンです。完成した映画は初めて観ましたが、パンソリを専攻しているソリクンとして、パンソリの魅力がそのままむき出しなっていると思って面白かったです。役者としてはまだまだ実力不足だと思いました。多くの方の汗と努力の賜物なので、とても良い映画となっていました」


イ・ユリ「カンナン役を演じたイ・ユリです。すごく緊張しています。とても久しぶりに映画に出演し、(実際に完成した映画を見て)自分の実力不足を感じつつ、観客それぞれの(この映画に対する)観点が違うかもしれないなと思いました。この映画はハッピーエンドですが、実際はパンソリをしていた方の多くは殺されたそうです。庶民たちは些細な幸せさえ楽しむことができなかったのかと思うと、心が痛くなりました」


キム・ドンワン「没落した両班役を演じたキム・ドンワンです。これまで何度か映画を観る機会がありましたが、今日のために我慢してきました。よく我慢したと思います。この映画はボングンさんのすべての人生が込められている映画だと思います。時代劇だと思っていましたが、映画を観たら“ブロックバスターだ”と思いました(笑)。『ヨンガシ 変種増殖』以来のブロックバスターに参加できて光栄です(笑)。すごく期待して観ても、十分に満足できると思います!」


パク・チョルミン「朝鮮最高の“チャンダンジェビ(リズム取り)”になりたいデボン役を演じたパク・チョルミンです。最後のシーンを撮影する時は涙で前が見えないほどでした。エキストラの方々やスタッフたちも泣きながら、(ボングンさんの)ソリを聴きました。観客のみなさんも僕たちと同じ感動を感じてほしいです。

僕たちの古典をタブー視することもありますが、数百年間愛されてきた理由はあるんだと思いました。まるで博物館に保管していたような歴史あるソリは、僕たちの隣で生きて動いているようで、(それを聴いて)楽しんだり悲しんだり、癒されることもあると思い、とても良かったです」



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