ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

取材記事

映画『私を見つけて』マスコミ試写会


Q:イ・ヨンエさん、『親切なクムジャさん』での母性愛とは違う母性愛を表現しましたが、演じる上でどんな違いがありましたか?

映画『私を見つけて』マスコミ試写会
イ・ヨンエ
(c)m-up


イ・ヨンエ「母性愛の違いを見せようとは思わなかったです。映画のジャンルも性格も、シナリオの構成も、メッセージも違ったので、役に集中して演じました。この映画は母性愛を語るものではないですし、いろいろと話の種になるところが多いので、母性愛には重点を置きませんでした。母親になってこの作品に接し、彼女の感情がとても心に刺さり、悲しくて辛かったです。感情が先立たないように抑えながら演じようとしました」

Q:ユ・ジェミョンさん、役をどう理解し、演じようとされましたか?

映画『私を見つけて』マスコミ試写会
ユ・ジェミョン
(c)m-up


ユ・ジェミョン「映画的には間違いなく悪役ですよね。ジョンヨン(イ・ヨンエ)と対立する権力の中心となる人物です。他人の痛みと苦痛を共感、共有できない大人に対する描写をしていると思います。大人は人生経験が多く、食べていける位置にあり、“すべてが過ぎてゆく”と、まるでそれが知恵かのように簡単に助言をしますよね。真実を分かっていても実践できない人物を代表すると思います。現実的な悪役を表現するために、ジョンヨンを眺める態度に重点を置きました。気の毒に思うけど、それ以上のことはしないようにしました」

Q:ユ・ジェミョンさんにとってこの作品はどんな意味を持ちますか?

ユ・ジェミョン「役者は監督や関係者から手を差し伸べていただくと感謝し、幸せです。監督から『ユ・ジェミョンさんと仕事がしたい』と言われながらシナリオをいただいた時、光栄でした。1年の最後の月に公開することになり、感謝とドキドキ、いろいろな考えが交わります」

Q:最後に一言お願いします。

映画『私を見つけて』マスコミ試写会
イ・ヨンエ、ユ・ジェミョン
(c)m-up


ユ・ジェミョン「最善を尽くして作った作品を観客の皆さんに公開するまではいつもドキドキし、ちょっと怖くもなります。同僚には感謝でいっぱいです」

イ・ヨンエ「映画が終わって、静かに監督とユ・ジェミョンさんの手を握り、『本当にありがとうございました』と挨拶しました。役者を離れて観客の立場でもいい印象を受けました。観客のみなさんにもそのまま伝わってほしいです」



(2/2ページ)