Q:ウ・ドファンさん、蛇の扮装をするのは大変だったと思いますが、いかがでしたか?
ウ・ドファン「特殊メイクするのに7時間くらいかかりました。目と口の中、アクション途中で取れてしまったところなどはCGで補いました」
Q:パク・ソジュンさんとアン・ドンギさんのコンビは面白さもありました。お2人が作ったところについて教えてください。
パク・ソジュン「すでに『ミッドナイト・ランナー』で監督と一度ご一緒したので、監督のユーモアポイントについて知っていましたし、僕もそのポイントが好きです。前とは全く違う性格の役なので、僕が笑わせなくてはいけないところはなかったです。先輩とコンビでやっていると、僕らはいたって真面目でも(観客には)笑いのポイントになるだろうなと思いました。『使者』というタイトルだけ、あるいはジャンルだけで見た時、最初から最後まで真面目な話とも思えますが、最近の映画には様々なことがないといけないので、その部分では満足しています」
アン・ソンギ「シナリオのままに撮影したかどうかは覚えていません。監督のユーモアポイントは抜群です。何度かアドリブをしたのですが、監督がそのまま進めたので“こういうふうにしてソジュンさんと息を合わせて、オーバーになりすぎないようにユーモアを出していけば良い”と思いました。成功したと思います」
Q:ウ・ドファンさん、映画では自分がなぜ悪魔になったのかが描かれていませんが、(悪となった)いきさつはあったんでしょうか?
ウ・ドファン「悪は人の一番弱いところに付け込むんだと思います。この人物が一番しんどい時に悪が寄ってきたのではないか。だから悪を崇拝するようになってしまったのではないか、と考えました」
Q:最後に一言お願いします。
ウ・ドファン「『使者』がヒットし、同じ世界観でまたお会いできたら嬉しいです」
アン・ソンギ「少し前に、道端で撮影する番組に出演したのですが、司会者が中1の子に僕が誰か知っているかと聞いたら『キム・サンジュンさんではないですか?』と言われ、ここ最近で一番の衝撃でした(笑)。もっと頑張って映画に出て有名にならなくてはと思いました。その出発点が『使者』だと思います。たくさんの観客の方とお会いしたいです」
パク・ソジュン「多くの方に関心を持っていただけて感謝しています。4,5ヶ月撮影したのですが、大変だったとは全く思っていません。楽しい時間でしたし、成長できた時間でした。この作品がどう皆さんの目に映るか分かりませんが、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。見れば見るほど考えなくてはいけないことが多い映画だと思います。良い機会がこれから先増えるスタート地点になったら嬉しいです」