Q:キャスティングの裏話を聞かせてください。
監督「ソンフンさんについてよく知らなかったです。初めて会った時、相当緊張感のある場だったにもかかわらず、ソンフンさんはものすごく食べていました。あんなに食べる人は初めてみました(笑)。後で制作陣たちが『肉をこんなに食べたんだから出演しないとは言わないよね』と言っていました(笑)。
ソンフンさんと話してみたら、思っていたよりずっと素直で、明るくて深みのある役者さんでした。同じ船に乗れると思いました。チャ・ソヌさんとハン・ボルムさんはミーティングした後、僕が2人のキャスティングを反対しました(笑)。他にキャスティングする方を探そうと、時間を引き延ばしましたが、2人の演技の動画を見て考えがガラリと変わりました。本人がキャラクターに合わせようとするのが一般的ですが、2人は自分にキャラクターを合わせていて、それがすごく良くてすぐに決めました。撮影している間、(その決定を)後悔したことありません」
Q:チャ・ソヌさん、ハン・ボルムさん、ロマンス演技の相性はいかがでしょうか?
チャ・ソヌ「姉さんとの相性はとても良かったです。台本読み合わせの時から仲良くなりました。人見知りせず、ふざけ合ったりもして、共演する時は僕の演技に合わせてくれました。僕が勝手に(アドリブなどをして)演じているようで申し訳ないと思う時もありましたが、すべて受け止めてくれて楽しく撮影しました」
ハン・ボルム「ソヌさんとは通じる所も多く、たくさん話しました。ソヌさんといると私は口数が増えます。ソンフンさんとは腹パンしながら遊んで、ソヌさんとは腕を叩きながら遊びました(笑)。楽しい現場でした」