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取材記事

Q:ご挨拶をお願いします。


ソン・ガンホ「世宗大王を演じたソン・ガンホです。個人的に役者として世宗大王を演じられて胸がいっぱいで、光栄でした」

パク・ヘイル「シンミ和尚役を演じたパク・ヘイルです」

チョン・ミソン「昭憲(ソホン)王后役を演じたチョン・ミソンです」

Q:ソン・ガンホさん、どんな部分に魅了されましたか?


ソン・ガンホ「3度目の時代劇です。『王の運命-歴史を変えた八日間-』でも英祖(李氏朝鮮の第21代王)を演じ、今回もまた王を演じました。歴史的に偉大な聖君である世宗大王を演じることにプレッシャーはありましたが、この機会でなければできないかもと思いました。

これまで、世宗のハングルの創製という偉大な業績は知っていても、ハングルを作っていく過程や、苦悩、王としての寂しさや苦しさを深く知ることはできなかったと思います。この作品を通して、君主としての信念や民を思う心が感じられて、魅了されました」

Q:パク・ヘイルさん、出演の理由は何でしょうか?


パク・ヘイル「韓国人なら誰もが知っている世宗大王の物語ですが、偉大さの中に隠されている人間としての苦悩や、平凡な姿が描かれているのが印象的でした。ハングル創製の助力者がシンミ和尚だったことに好奇心が湧き、その好奇心でここまで来られました」

Q:和尚役を演じるには丸刈りにしなければならなかったと思いますが、プレッシャーはなかったですか?


パク・ヘイル「(丸刈りが)あまり似合わないという話は聞いたことがなくて(笑)」

ソン・ガンホ「僕が見た頭の形の中で一番綺麗です。だから自信があったんじゃないかと思います(笑)」

パク・ヘイル「和尚役を違和感なく見せるためにお寺に行ったり、和尚さんたちを観察しながら準備しました」

Q:チョン・ミソンさん、出演を決めた理由は何でしょうか?

チョン・ミソン「ソホン王后は、私が望んでいた人柄や考えを持っていて、ぜひ演じたいと思いました。また、良い方々と共演できるので、絶対に出演したいと思いました」

Q:皆さんは『殺人の追憶』以来、16年ぶりの共演となりますが、いかがでしたか?

ソン・ガンホ「僕だけが老いたな(笑)。お2人は当時も今も、変わらず同じ感じがしますが(笑)。ヘイルさんは実の弟のようで、ミソンさんは姉のような感じもする実の妹のようで、家族のような感じがします」

パク・ヘイル「16年というと長い時間のように感じますが、慌ただしく過ぎてしまったような気もします。また共演できたこと自体が意味深いです。お2人とも深く、奥ゆかしくなった感じがしました」

チョン・ミソン「実は久しぶりの映画出演なので、当時会った時の感じと、今回会った時の感じが同じでした。心強く支えてくださったので、頼りにしながら撮影しましたし、言葉は必要なかったです。久しぶりに会った兄、弟のようで嬉しかったです」



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