定刻になると、大きなスクリーンに映画冒頭部分が映し出された。
映像が流れ終わると、客席後方からカン・ドンウォンが登場!登場するや否や、会場は熱気に包まれ、カン・ドンウォンは手を振ったり、ファンとハイタッチをしながらステージへ向かい、ファンへのサービス精神旺盛な姿を見せた。ステージに到着すると、早速「お会いできてうれしいです」とファンに気持ちを伝えた。
ステージ上に用意された椅子に座り、イベントは本格的にスタート。
歓声は鳴り止まず、ファンから「かっこいい!」と言われると、カン・ドンウォンはそれに対し「数年前までは、もう少しいけてたのに…」と笑いながら答えていた。
まず最初に、小説家の伊坂幸太郎原作「ゴールデンスランバー」を映像化しようと思ったきっかけについて聞かれると「日本映画の『ゴールデンスランバー』を観たら面白くて、その時に“もっと韓国映画っぽくアレンジしたら、韓国でも多くの人気を獲得できる”と思ったんです。でも逆にこうして日本でも公開され、日本のファンの皆さんに会える機会ができてよかったです」と胸の内を明かした。
続いて「以前から韓国で映画化したいという思いがあったようですが、この映画は特別なものとなりましたか?」とMCから聞かれるとカン・ドンウォンは「僕が最初にこの作品を韓国で映画化したいと思ったのは、約10年前くらいでした。その時はすぐにできると思っていましたが、結果、こんなに時間がかかってしまいました。でも、その時に映画化していたら若すぎた気もします」と正直に答えていた。
さらに今年の抱負を聞かれたカン・ドンウォンは、「新しい映画や、アメリカでも俳優として定着できたらいいなと思っています」と前向きな抱負を明かした。
続いて、『ゴールデンスランバー』に関する○×クイズコーナーへ。
客席全員が立って、不正解だった人は着席するという勝ち残り戦。クイズ内容は「ゴヌが宅配の車の中で食べているのはおにぎりである」や「ゴヌが組んでいたバンドの人数は5人である」など、分かりそうで分からない問題ばかり。ファンも悪戦苦闘し、喜怒哀楽の様子を見せた。正解して残った2名にはプレゼントが渡された。