Q:最後に一言お願いします。
キム・ジェウク「2016年のとても暑い夏に日本で熾烈に撮影した作品です。僕たちの映画は商業的でも、大衆的でも、莫大な予算がかかっている作品でもありません。映画産業自体がメジャーとマイナーと共存したとき、一番シナジーが大きく、また、様々な作品が観たいという観客を満足させられると思います。
当然基本的に映画自体が面白くなくてはいけませんよね。面白くあってこそ劇場に足を運ぶと思いますが、僕たちの映画も劇場に来ていただく価値のある作品です。そのためにはこういう映画が公開するということを多くの方がご存知でなくてはいけないので、(記者のみなさん)助けてください。よろしくお願いします(笑)」