会場が歓声と拍手に包まれる中、イ・サンヨプがステージに登場した。イ・サンヨプはまず日本語で、「こんにちは。僕は、イ・サンヨプです」と客席に笑顔で手を振って挨拶した。続けて、「とても緊張していますが、歓迎してくださってありがとうございます」と感謝を伝えた。さらに、「今本当に緊張していて、眉間にしわが寄ってしまいます」と、物凄く緊張している事を、笑いを誘いながら正直に明かした。
イベントの最初のコーナーは、フォトタイムからスタート。手でハートを作ったり、ポーズを変えながら、ステージの隅から隅へとファンサービスをした。
ここからは、近況を交えたトークコーナーへ。
司会からの「日本に到着して、何を食べましたか?」という質問にイ・サンヨプは、「お寿司を沢山食べました。一番記憶に残っているネタは、『穴子』です。凄く長くて、柔らかかったです。今まで食べた中で、1番美味しい寿司でした。昨日は、自分の穴子を1つ頼み、マネージャーの分も食べました(笑)」と思い出を語りながら、笑いを誘った。
これに司会が「だから、今日は穴子っぽい衣装なんですか?(笑)」と冗談を交え聞くと、「靴下も、穴子色です(笑)」とズボンの裾を少し上げ見せる場面も。
日本で6年ぶりのファンミーティングに関して感想を聞かれるとイ・サンヨプは、「6年という長い期間が空いてしまった事を申し訳なく思います。しかし、皆さんがこのように歓迎してくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。物凄く緊張していて、今僕がどんな表情なのか分からないです」と率直な感想を述べた。
久しぶりのファンミーティングだからなのか、なかなかマイクを使って喋らないイ・サンヨプに、司会から「喋るときマイクを使ってください(笑)」と指摘が入ると、イ・サンヨプは、思い出したかのようにマイクを顔に近づけ話し始めた。その、慣れないながらも頑張るイ・サンヨプの姿に会場は大興奮。
続けて近況を聞かれると、イ・サンヨプは次のように語った。
「最近まで、バラエティー番組の『ランニングマン』の撮影をしていました。あとは、イ・ジョンソク君とシン・へソンさんが出演された『死の賛美』というドラマに特別出演をして、さらに新しいバラエティー番組への出演も決まっていまして、その撮影もしてきました。また、ドラマ出演も決まっていて、11月の頭頃に放送予定です。そのドラマの中では、新しいイ・サンヨプを見ることが出来ると思います」
新ドラマ出演の朗報に会場が湧き、続けて「その新ドラマの役は“男の中の男”です」と明かされると、客席からは期待を寄せる大きい歓声が沸き起こった。
さらに司会が「映画『コムテンイ』にも出演されているそうですね」と尋ねると、イ・サンヨプは「この映画では、美術の先生を演じます。実際は、美術が本当に出来ない役です。多分、衝撃を受けると思います。言えるのはここまでです(笑)」と映画への期待を持たせた。