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ドラマにちなみ、会場をハヤン警察署、そしてMCとチェ・ジニョクは刑事となり、コント風でイベントはスタート。白のTシャツに黒のジャケット姿で客席後方から登場したチェ・ジニョクに、客席からは黄色い声が上がった。

ステージに到着すると、MCとチェ・ジニョクによる、“台本なし”の掛け合いが始まり、ドラマ名場面の再現コーナーへと続いた。ここでは、“刑事見習い”としてファンもステージに上がることとなり、くじで選ばれた幸運な2人がステージに上がり、1人目のファンからチェ・ジニョクとの再現が始まった。

途中、チェ・ジニョクの手にいつの間にかミニ扇風機が。MCから「いつ登場したんですか?!」と聞かれるとチェ・ジニョクは大爆笑しつつ、間があるごとに涼んでいる姿が見られた。

そしてドラマのシーン再現2人目は、同僚の男性刑事との再会シーンであることが分かり、選ばれたファンは女性であるにも関わらず、ときめくような場面でもなく、会場も“まさかこれが再現シーン…”というような空気に。

ときめくことはなくとも感動の再会ということで、抱きしめあうシーンだったため、ファンにとっては嬉しいコーナーとなった。素晴らしい演技を見せてくれたファンとチェ・ジニョクには、会場から温かい拍手が送られ、ここで一旦チェ・ジニョクは退場。

前方スクリーンにインタビューのような映像が流れ、その中でチェ・ジニョクは「母がインスタント食品を嫌っていたので、ピザやチキンは1年に1回とかのご馳走でした」と幼少期のことや、ソウルに上京するまでの思い出を語った。

映像が終了すると、衣装チェンジして登場したチェ・ジニョクは、平井堅の「瞳を閉じて」を熱唱し、素晴らしい歌唱力に会場は酔いしれた。

ここからは普段どおりのMC古家氏とチェ・ジニョク同士での進行となり、トークでは新しいドラマ『魔性の喜び』の撮影中であることを知らせた。「撮影中に風邪を引いてしまって、喉の調子が良くなかったので良い歌をお届けできず、申し訳ないです」とファンへの気遣いを見せた。

ここで、「トンネル」で共演したユン・ヒョンミンからのビデオレターが紹介され「韓国に帰ってきたらすぐ電話して」と映像を通して伝えたユン・ヒョンミンに対し、チェ・ジニョクは「日本に来る前に電話したのに出なかったんですけどね(笑)」と語り、会場を笑わせた。そんな冗談を言いつつも、大変な撮影の中頼りにした俳優であったということも明かしたチェ・ジニョク。

また、今回のファンミーティングで、何か形として残るものをファンに送りたいと考えたというチェ・ジニョクは、「僕はすごく不器用なのですが、手作りに意味があると思ったので、不器用なりに作りました」と、ファンを思って作ったハーバリウムを会場の1名のファンに直接プレゼントした。このプレゼントを贈る前、作成しているところを撮影した映像が流れたのだが、その際は3つあったはずなのに出てきたのは1つだけで、チェ・ジニョク本人も「何で一つしかないの…?」と困惑していた。



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