Q:もし過去に戻ったら、『鋼鉄の雨』に出演「する」?「しない」?
チョン・ウソン「します。監督はとても素晴らしい企画者で、僕たちが悩むべき問題を勇気を出して作品から観客に投げかけていると思います。多くの人が初めてシナリオを読んだ時ショックを受けました。“あり得るかもしれない”と思える内容の作品なので、またオファーをいただいたら出演すると思います」
クァク・ドウォン「します。他の映画では“僕が(作品を)どのように見せられるか?”を優先し、恐怖心がありましたが、今回の映画は“観客はこの主題についてどう思うかな?”という好奇心が強かったです。僕はシナリオを読んでショックを受けましたが、観る人もショックを受けるんじゃないかと思います」
Q:戦争になってもこれだけは諦められないという、一番の宝物は何ですか?
チョン・ウソン「家族」
クァク・ドウォン「家族」
Q:映画『鋼鉄の雨』を観なければならない理由は何ですか?
チョン・ウソン「僕たちの物語だからです」
クァク・ドウォン「『哭声/コクソン』に続くショックな作品ではないかと思います」
Q:クァク・ドウォンさん、知性的なキャラクター作りのためにどんな準備をされましたか?またチョン・ウソンさんへの愛情が格別のようですが、撮影中のエピソードがあれば聞かせてください。
クァク・ドウォン「僕の周りに知的な方が多く、助けてもらいました。役作りで悩んでいる時、監督から『このキャラクターのキーワードは“寂しさ”、“冷徹さ”です』と言われて、それを基に準備しました。現場は寂しさに溢れて大変ですが、チョン・ウソンさんと共演するととても心強いです。敢えて演じなくても、感情を自然と表現できるように助けてくれるので力になります。チョン・ウソンさんは身を惜しまないですし、大変なことも黙々とやるので、とても助けられました」