Q:ご挨拶をお願いします。
チョ・ジヌン「キム・チャンス役を演じたチョ・ジヌンです。ここまで来るのに渋滞で大変だったでしょう?(笑)楽しい時間にできたらと思います」
ソン・スンホン「カン・ヒョンシク所長役を演じました。お忙しい中時間を割いていただきありがとうございます」
Q:チョ・ジヌンさん、キム・グ役を演じるためにどれくらい工夫して臨みましたか?また彼の内面に触れるような瞬間はありましたか?
チョ・ジヌン「制作側から『キム・グ先生の物語なんだけど、やってみる?』と初めて言われた時、『僕はやらない、いや、できない』と答えました。でもそれから2,3年が過ぎて、シナリオをもらって読んでみたら、平凡でちんけな人物が韓国の主席になっていくという“青年の物語”で。誰にでも通じるストーリーなので、プレッシャーを持たずに演じられると思いました。でも実際は、とても難しかったです。僕が何を準備しても、その方(キム・グ)の1/100にも、1/1,000にも及ばないと思い知りました。なので、これは現場で同僚とぶつかりあいながら演じるしかないと…。
正直、僕の手には負えない役でした。僕は40歳を越えたので…(笑)。当時のキム・チャンスが20代で、今の僕は倍も年上で…。僕の方が年も上で、経験も多く、恐ろしいこともたくさん見てきたはずなのに、手に負えないなんて、ちょっと恥ずかしかったですね。彼はこれをどうやって絶えたんでしょうね…。監督も力を入れてセリフを言って欲しくて、僕もそうしたくてそう演じましたが、力を入れすぎたかなとも思います。特に準備できることはなく、現場で、自然と溶け込むしかなかったです」
Q:チョ・ジヌンさん、大変だったことはありませんでしたか?
チョ・ジヌン「もう歴史的な人物は演じたくありません(笑)。彼らの苦労した人生を再演するだけでも大変なのに、実際はどう耐えたんだろう?という思いでいっぱいです。でも彼らのおかげで、堂々と俳優生活ができて、感謝しています。殴られるシーンが多かったのですが、特にスンホンさんがとてもよく殴ってくれました(笑)。途中から楽しんでいるようにも見えました(笑)。仲間たちと一緒に殴られ、耐えられました(笑)。監督が、スンホンさんに(ふりではなく)実際に殴るようにそそのかしたという噂があります(笑)。この映画で僕はとても苦労したように見えますよね?でも、国のために頑張った方々には及びません。うまく観客の皆さんに伝わればと思います」
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