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犠牲復活者(RV) とは、悔しい思いを抱えて死んだ後、復讐のために生きて帰ってきた人のことを称する。アメリカ、ロンドン、マカオなどを含む全世界で88件発生していると報告されており、彼らは復讐が済むと自然発火し跡形もなく姿を消すという。

事例として、2000年アメリカアリゾナ州で13年前に失踪した少女が家に戻り、自身の死体がどこにあるのかと共に、伯父を犯人だと名指しし、自身を殺害した伯父を裁くために帰ってきたと明かした少女が最初の事例だと言われている。

Q：キム・レウォンさん、役の紹介をお願いします。


キム・レウォン「犠牲復活者で蘇った母から攻撃され、母の死に関する真実を追求する息子、検事ジンホン役を演じました。母から刀を振り回され、7年前の母の強盗事件の真犯人に疑われます。僕が犯人なのかどうかは、映画を通して確認してください（笑）」

Q：ドラマ『パンチ～余命6ヶ月の奇跡』では非理検事役を演じたことがありますが、今回の検事役との差は何でしょうか？

キム・レウォン「180度違います。今回は、正しく正直な検事です。ジャンル自体が全く異なるので、区別しようとはしませんでした。むしろ、似ている部分を探すのが難しいと思います」

Q：キム・ヘスクさん、役の紹介をお願いします。


キム・ヘスク「世の中では89番目、韓国では初めて発生したRV、犠牲復活者です。殺された7年後、蘇って息子を攻撃する母親ミョンスク役を演じました」

Q：初めてシナリオを読んだ時、いかがでしたか？

キム・ヘスク「ミステリースリラージャンルが大好きです。シナリオを読んで、“我が国でこんなに完璧なミステリースリラーが出るとは”と、とても衝撃的でした。どんでん返しを繰り返すストーリーに、夢中になって読みました」

Q：“国民の母”というイメージですが、今回は大胆なイメージチェンジをなさったそうですね？

キム・ヘスク「私も自分の姿を見て驚きました。“私にもあんな姿があるんだ”と思いました。これこそまさしく映画の力ではないかと思います」

Q：キム・レウォンさんとキム・ヘスクさんは親子役で3度目の共演だそうですね。本当に親子のような気がしそうですが、いかがでしょうか？


キム・レウォン「そうですね。普段からも『お母さん』と呼んでいます」

キム・ヘスク「レウォンは息子みたいです。お互い連絡を取らずに過ごしていても、心の片隅にはレウォンがいます。長く会えなくても、お互いの愛の深さは変わりません。本当に母の気持ちですね。息子役をレウォンが演じると聞いた時はとても嬉しかったです」