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取材記事

日韓両国の交流史において画期的な契機となった、日韓パートナーシップ宣言ならびに日本文化開放から10年を迎える記念すべき2008年。

この10年で大衆文化は劇的な変化を遂げ「冬のソナタ」から始まったドラマや映画を中心とする「韓流」の波は日本列島を駆け巡り今や多くの日本ファンに親しまれている。そんな中、NPO法人日韓文化交流会としてより積極的な姿勢で両国の相互理解と友好親善に向けて努力を続け日韓の夢と未来を共有、そしてアジアの貧困地域子供教育支援のためのチャリティーキャンペーン スペシャル公演として「KMF(韓流ミュージックフェスティバル)」がスタートした。


2008年から始まった「KMF」には、兵役後初のステージとなった実力派歌手キム・ボムス、フィソン、PARANが出演。ドラマ「天国の階段」で大ヒットしたキム・ボムスの「ポゴシプタ」で幕を開け、キム・ボムスの‘感性の歌声’とも評される素晴らしい歌唱力に魅了された。


続く2009年は東京だけではなく札幌での開催に熱い要望があり2都市開催となり、バラード界よりプリンスと次世代の新星のチョ・ソンモ、K.WILL、そしてT-MAXとフィが出演した。「花より男子」のF4のキム・ジュンに会えると心待ちにするファンも多く、「花より男子」のOST曲が流れると熱気がさらにUPし、観客も一緒に踊り楽しんだ。

韓国で最も注目を浴びているK.WILLは日本初登場であったが、噂通りの圧巻の歌唱力に観客は感動し魅力的な歌声が心に響いた。また、ポケットからメモを取り出し日本語で挨拶するなど微笑ましい一面を見せ会場も和んだ。

チョ・ソンモは大ヒットドラマ「パリの恋人」のOSTを披露するなど、透き通った美声が会場に響き渡った。楽曲が進むに連れ会場はさらに盛り上がりを見せた。そして東京公演だけのサプライズプレゼントとして披露されたチョ・ソンモとK.WILLのコラボステージは観客皆が真剣に聞き入って二人の世界に入っていた。

回を重ねるごとにファンの思いが熱く、注目度もUPしているK-POP。第3回目となる2010年は日韓両国で注目されているアイドルグループ4組が登場。日本初登場となるバラードのカリスマ「2AM」、Rain直伝のダンスと踊りで大ブレイク「MBLAQ」、全員が10代という弟アイドル「大国男児」、日本初登場デビューと同時に人気グループの仲間入りを果たした実力派ガールズ「SISTAR」が出演。※MBLAQは札幌のみ、SISTARは東京のみ出演

大国男児が登場すると、観客はお気に入りのメンバー名前を叫び、フレッシュな彼らの歌とダンスがとにかく可愛く、一気に興奮状態となった。MBLAQのステージでは、パワフルで切れのあるダンスに魅了され、シックドルとしての男らしい姿に観客の目は釘付けとなった。

SISTARがステージに上がると、雰囲気はガラリと一気に華やかにガールズグループならではの可愛い世界に引き込まれ、「PushPush」では観客と一緒に踊りながらステージを盛り上げた。

トリには2AMが登場。バラードの楽曲が多い2AMだが登場するやいなや場内総立ちの人気!歌では素晴らしいハーモニーで会場を包み込み、心に響く歌声を披露。トークでは面白く楽しく観客を笑顔にさせ大盛況の中幕を下ろした。



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