「KMF」は日本での活動を見据えたK-POPアーティストの飛躍舞台を担うステージとして8年間続く、K-POPファンからも注目されているライブステージであり、チャリティー公演としてKMFの地位も確立されている。出演アーティスト達もGFSC活動の内容や意義、アーティストの想いをファンに伝え、ファンと一緒の参加型の公演となっている。
札幌でKMFが開催されるのは約2年ぶりということもあり、昼の1部、夜の2部の2公演を準備。両公演、公演を少し変更するなど変化を持たせ、3組のカラーを存分に発揮できる舞台を準備した。今回、出演アーティストの温かい協力のもと総勢18名とのGFSCワンコインチャリティーハイタッチ会も行われ、ハイレベルな歌とダンスパフォーマンスは勿論、ファンとの温かいふれあいで観客を満足させた。
また、今年は日韓国交正常化50年という意味深い年でもあり、まさに音楽とチャリティーを通じての日韓交流活動を発信する特別な1日となった。
今回もオープニングを飾ったのは、横アリで素晴らしいカバーダンスを披露し感動を届けた「日韓Dance de Smile」のカバーダンス!横アリに向けての猛特訓に加え、日々の練習の成果を思う存分発揮!!K-POP大好きメンバーが明るくパワフルに、MR.MR、NU'EST、BTOBのヒットナンバーをメドレーでカバーダンスを披露し、これからスタートするライブに向けて会場と観客を熱く盛り上げた。
会場が暗転するとGFSC活動をまとめた映像が流れ、最後は温かい拍手で包まれた。一瞬静寂の後、トップバッターの映像が流れると、一斉に歓声が起こった!!いよいよ開幕だ!
トップバッターは、9月16日に日本での2ndシングルをリリース、精力的に日本各地で活動し、約10か月ぶりに札幌の地に帰ってきたMR.MR!すらりとスマートにスーツを着こなしステージに登場すると、メンバーの名前を呼ぶファンの歓声で会場が一気に熱を帯びた。
男の中の男“MR.MR”の魅力を最大限発揮するセクシーナンバー‘BIGMAN’でファンを引き付けると、一転爽やかに‛She’s so beautiful’を甘い歌声でファンをしっとりさせた。
トークでは、「皆さ~ん!お久しぶりですね!なんと約10か月ぶりにMR.MRが北海道に帰ってきました!」と元気に挨拶すると、彼らを待っていたファンから大きな歓声が上がった。道産子ファンに初めて挨拶する新メンバー ジェミンとサンヒョンの初々しい姿に、会場から「可愛い!」の声も。初めて日本初登場したのはここ札幌で開催された「KMF」での思い出や、3年連続で「KMF」へ出演する喜びと、いつも応援してくれるファンへ感謝のメッセージを伝えた。
1部、2部ともにMR.MRの代表曲である‘Highway’や日本デビューシングルにもなったスタンドマイクパフォーマンスがかっこいい‘Do you feel me’、メッセージソングの‘It’s you’、そして2部では1輪のバラを手に、ジン&チャンジェがGD&TOPのカバー曲‘家にいかないで’のスペシャルステージを披露し、観客を盛り上げた。
MR.MRのファンに限らずボルテージがあがる選曲とステージに会場の熱気が一段と高まる。
中でもメンバーのTEYが情緒的に歌い上げた徳永英明の「レイニーブルー」は世代に関わらず、言葉にならない感動を与えた。合間には、日本活動中に覚えたという「藤崎マーケット」や「8.6秒バズーカー」などのお笑いネタを披露するなど、音楽だけではない彼らの多彩な魅力を披露した。
またこの2年間、GFSC広報大使として2年連続岩手県大船渡市でチャリティー公演をした彼らは、「GFSC広報大使として東日本大震災で被災された岩手県大船渡市を訪れて、僕達の歌で元気になってもらおうとチャリティー公演をしましたが、逆に僕達が元気をもらいました!」と、GFSC活動の思い出を語った。
ライブの主旨でもあるGFSC活動の広報大使としての役割、今年の活動報告など、GFSCへの想いもファンと分かちあう、MR.MRらしいステージに大きな歓声があがり温かい拍手につつまれた。
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