▼左からキム・オクビン、ソンジュン、シン・ハギュン、監督、キム・ソヒョン
Q:「第70回カンヌ国際映画祭」ミッドナイト・スクリーニング部門に公式招請された感想を聞かせてください。
ソンジュン「とても楽しそうでワクワクしますが、少し不安もあります」
キム・オクビン「2009年『サースト~渇き~』でカンヌに行った時は、22歳でした。若かったので、カンヌ国際映画祭があんなに大きくてすごい映画祭だとは知らず、ちょくちょく行けるところかと思っていましたが…あれから8年も経ったんですね。今回の招請には驚きました。4泊5日の日程で行きますが、寝ないと思います(笑)」
シン・ハギュン「僕は(足の怪我で)参加できなくて残念ですが、とても嬉しいですし、『悪女』が世界に紹介されてとてもいい気分です」
キム・ソヒョン「出品は誰でもできるからと、招請されてもそこまで実感が湧きませんでした。カンヌ国際映画祭に参加できることより、自分が出演した映画が紹介できるということで、胸がいっぱいになりました」
Q:キム・オクビンさん、役の紹介をお願いします。
キム・オクビン「スッキは子どもの時から高度の訓練を受けて育てられた殺し屋です。組織から捨てられた後、国家の秘密組織で働きます。自分を取り囲む秘密を知り、復讐を心に決めます」
Q:キム・オクビンさんは実際に合気道とテコンドーが特技だそうですが、アクション演技には役立ちましたか?
キム・オクビン「とても役立ちました。実は映画でのアクションと実際の武芸は違います。3か月間、基礎を習わなければなりませんでした」
Q:シン・ハギュンさん、役の紹介をお願いします。
シン・ハギュン「子ども時代からスッキを殺し屋として育てました。自分自身も、比類なき殺し屋です」
Q:キム・オクビンさんとシン・ハギュンさんは、『サースト~渇き~』、『高地戦』に続き3度目の共演ですが、どの作品でも平凡な関係だったことはありませんね?
シン・ハギュン「あまりいい関係ではなかったですね(笑)」
キム・オクビン「これまでの映画では殺し合う関係でした。考えてみたら、シン・ハギュンさんにたくさん頼りましたし、演技の相性も良かったと思います。次の映画では『サースト~渇き~』、『高地戦』のように殺し合う関係、『悪女』のように刃を向ける関係ではなく、より柔らかくて、楽で、人間的な対話を交わせる役として共演したいです」