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取材記事

【作品概要】
刑務所内の権力を握る囚人イッコ(ハン・ソッキュ)と、ひき逃げ、証拠隠滅などで刑務所に入った元警察官のユゴン(キム・レウォン)が出会い、新たな犯罪を企てる物語。


Q:ハン・ソッキュさん、前作のドラマ『浪漫ドクターキム・サブ』での正義感溢れる役柄と反し、今作で“生まれながらの悪人”を演じた感想を聞かせてください。


ハン・ソッキュ「順序的にはこの映画の撮影が先でした。『プリズン』は昨年の今頃に撮影し、秋頃にドラマ『浪漫ドクターキム・サブ』に出演したのですが、ドラマの方が先に放送されたんです。(試写会で)映画をご覧になって分かると思いますが、イッコはちょっと悪い奴ですね。以前のインタビューでもお話ししましたが、シナリオを読んだ時、本能的に『怖い』と感じました。本能でそう感じる時ってありますよね?今回の役が正にそうでした。

映画で具現化するのはなかなか難しそうだと思いましたが、僕の職業は俳優ですから、一度やってみようと思いました。今回は監督を始め、スタッフ、レウォンさん、共演者との一緒の作業なので、僕の足りない部分は同僚が埋めてくれると思って…(周りに頼りつつ)頑張ってみようという気構えで臨みました。

完成した映画を今日初めて観ましたが、惜しいですね。どんな作品も、いつも惜しいです。その惜しい部分を補い続けて、完成されていくのでしょうね」

Q:キム・レウォンさん、大先輩ハン・ソッキュさんとの心理戦を繰り広げるシーンが多いですが、ハン・ソッキュさんに気圧されたりしたことはありませんでしたか?


キム・レウォン「先輩との長い付き合いのおかげで、円滑なコミュニケーションができました。作品の中で対等に向き合えるように先輩が思いやってくださって、楽しく撮影できました」



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