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取材記事

映画『非正規職特殊要員』制作報告会


Q:ハン・チェアさんは“ガールクラッシュ(※)”な女刑事を見せるために、どんな準備をしましたか?

ハン・チェア「何より悪口をリアルに言えるよう努めました(笑)。デビューの時からアクションをする機会が多かったので、アクションには自信がありました。他にも様々な姿をお見せしたいと意欲を見せた作品です」

※女性も惚れるほど魅力的な憧れの女性像を指す。若者の間では「ガル・ク」と略されることも。

Q:キム・ミンギョさん、劇中はボイスフィッシングの詐欺グループで働いていますが、どんな組織ですか?

映画『非正規職特殊要員』制作報告会
キム・ミンギョ
(c)m-up


キム・ミンギョ「安保局や軍部隊などの国家機関を相手にボイスフィッシングで大金を儲ける、詐欺の“大手企業”です。撮影しながら、“実際にあり得るかも”と思うと、怖かったです」

Q:実際にボイスフィッシングにやられた経験はありますか?

ハン・チェア「郵便局からクレジットカードが発行されたと電話がきたので、『カードの申請をした覚えはありませんが』と伝えたら、『個人情報が悪用されている』と言われました。銀行のATMで情報を変更できると言われて、電話の通り銀行へ行きました。今思うととんでもない話ですが(笑)…当時は信じてしまったんです。『電話は絶対に切らないように』と言われて、その言葉すら信頼してしまっていました(笑)。

ATMに自分のカードを入れて、口座からお金をおろすためにボタンを押そうとした瞬間、なんかおかしいなと思いました。『ちょっと待ってください』と言って考えている間に、出金画面が初期画面に戻ってしまったんですよね。それで『あ、初期画面に戻されました。やり直さなければいけませんよね?』と聞いたら、いきなり悪口を言われて!(笑)危うく全財産が奪われるところでした」

ドン・ヒョンべ「僕の母は普段あまり連絡を寄こしてくるタイプではないのですが、ある日珍しく母から電話が来て『あなた、今どこ?入院したんだって?心配したよ』と言われました。後から聞いたら、僕が入院したからお金を振り込んでくださいと連絡があったので僕に連絡したということだったのですが、その時はトレーニング中で電話に出れなくて。トレーニングが終わって折り返したら、母はお金を振り込むために銀行へ向かって走っている途中でした」



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