Q:イ・ヨンエさんは14年ぶりに韓服を着ましたが、チャングムと師任堂を演じる時の違いは何ですか?また、ワーキングママとして、どんな考えで臨みましたか?
イ・ヨンエ「共演者の方々が私について良いことばかり言ってくれましたが、実は感謝するのは私の方なんです。久しぶりにカメラの前に立って緊張しましたし至らない部分も多かったのですが、共演者の方々が励ましてくださったり支えてくださったおかげで、無事に終えることができたと思います。この場を借りて、感謝を伝えたいです。
師任堂は、絵を描いたり、家事をしたり、父の役割もしなければならなかったので、大胆な姿を見せるという部分ではチャングムと重なる部分があるかもしれません。師任堂を通してチャングムの姿を見るのも、ひとつの楽しみになるかなと思います(笑)。未婚の私が表現したチャングムと、母親になった私が表現した師任堂、より深く濃い色をお見せできるんじゃないかと思いながら、撮影に臨みました。チャングムとは様々な点で異なると思います」
Q:ソン・スンホンさん、『師任堂』にフォーカスが合わせられたことに対するプレッシャーや悩みはありませんでしたか?
ソン・スンホン「映画やドラマのタイトルの重要性については、皆さんもよくご存じかと思います。“師任堂にフォーカスが合わせられた作品になぜ出演するの?”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、台本を読んで、イ・ギョムというキャラクターのこの作品における役割がはっきりしているし、何よりとても魅力的な人物なので、出演しなかったら後悔すると思いました。イ・ギョム役に自信があったので、最善を尽くしました。タイトルが『イ・ギョム』になったらおかしいですよね?(笑)。師任堂とイ・ギョムのケミストリー(相性)は、びっくりするほど良いと思いますよ」