コンサートはVTRからスタート。イ・ジュンギが「踊る準備はできましたか~?」と会場のファンを煽った。オープニング曲が始まると、ダンサーの迫力のパフォーマンスとともに仮面をかぶったイ・ジュンギが登場。仮面をはずしイ・ジュンギが「横浜Are you ready~?」と呼びかけ会場はさらにヒートアップ!曲が終わっても鳴り止まない歓声にイ・ジュンギが「すごいね今日!」とつぶやくとさらなる歓声が響き渡った。
最初のMCで、イ・ジュンギは「横浜の皆さん、お久しぶりです!皆さんのイ・ジュンギです!」と挨拶した。続けて「本当にお久しぶりですね。皆さん元気でしたか?準備できましたか?僕に会いたかったですか~?」と会場に問いかけ、「僕は今本当にエキサイトしています!今日は最終日なので思いっきり遊んでください。日本では最終公演ですが、アジアツアーはまだまだ続きます。だから皆さんに大きなパワーをもらいたいと思っているので、思う存分楽しんでください!」と話した。その流れで歓声の大きさを測るゲームが開始。会場を3つに分け、イ・ジュンギが「Say Yeah~? Say Merry Christmas~?」などと会場を煽り、ファンもそれに全力で答えた。
MC後、日本語バージョンの「一言だけ」で再びステージが開始した。続けて「SWEET MEMORY」、「For a while」を披露。一緒に口ずさもうとするファンに対してイ・ジュンギは「皆さん本当に可愛いです。なんとか一緒に歌おうと頑張ってくださっているんですが、ちょっと難しいかなと感じました(笑)。(歌詞を誤魔化している姿が)よく見えていますよ(笑)」と話し、会場を笑わせた。さらに「名古屋公演では、歓声が大きすぎて会場が壊れてしまいました。今も工事中です。そして大阪では、歓声の大きさで波がうねり船が欠航になりました。では、横浜はどうしましょうか。僕はうるさすぎて近くの警察が出動するくらい皆さんと騒ぎたいです!」と冗談を交えながら会場をさらにヒートアップさせた。
バンド紹介時には、DJの音楽に合わせピコ太郎の「PPAP」を即興で踊ったり、続く曲「I'm yours + Geek in the pink」と「Ma Lady」では、軽快なダンスを披露したりして会場を魅了した。
続いて、ピンクのニット×ジーンズ姿に着替えたイ・ジュンギは、なんと客席からサプライズ登場!イ・ジュンギが歩く通路側には、握手を求めるファンでごった返した。客席を歩きステージにたどり着いたイ・ジュンギは「皆さんの愛がものすごいですね!もっとたくさんの人と手をつないであげたいのですが…」と近くにいけなかったファンのことを思って残念そうに気持ちを伝えた。
ここでMCのYumi氏が登場しトークタイムへ。日本ツアーが始まってどうかと尋ねられると「いつも日本に来ると駆け足で移動をして時間がすぐ過ぎてしまうので、皆さんともっと一緒にいたいのですが少し寂しいですね。でも今はとても幸せです」と答えた。
イ・ジュンギは質問に答えながらも、Yumi氏が付けているクリスマス用のカチューシャがうらやましかったのか「なぜひとりだけそんな可愛いのをしているんですか(笑)?」と言い、イ・ジュンギ自身もトナカイのカチューシャを装着。会場からは「可愛い~!」という歓声が響き渡った。翌日に迫ったクリスマスの予定を聞かれると「多分明日はお酒の酔いを醒ましていると思います(笑)。今日の公演が終わって皆さんと別れたら、スタッフの皆さんとお酒で寂しさを紛らわすと思います(笑)」と笑いながら答えた。会場のファンにクリスマスの予定を聞くと会場からは「バイオハザード~!」と答える声も。昨年、映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」に出演したイ・ジュンギは「僕は出演している俳優なのでぜひ見ていただけたら嬉しいです。僕にとってハリウッド映画は初めての経験でした。たくさんのことを学び、もっと俳優として頑張りたいと感じました。でも僕の出演シーンはサッと過ぎ去りますよ(笑)」と笑って話した。
続いてVTRでイ・ジュンギの2016年を振り返ることに。映画やドラマの他に、雑誌のグラビア撮影も多数行ったイ・ジュンギ。「皆さんにファッショナブルな姿をお見せする機会がなかったので、今年(2016年)はなるべく雑誌の撮影をたくさんやりました。個人的には多くのことを学べてとてもよかったです。でもこうやって通して見てみると僕じゃないみたいですね?」と話しながら、様々な表情で撮影されたグラビア写真を映像で振り返った。
今回のアジアツアーのテーマが“THANK YOU"ということで、イ・ジュンギがファンに感謝の気持ちを伝えるためにプレゼントボックスが準備された。その中から抽選で選ばれたファンに素敵なプレゼントが送られるというものだ。選ばれた2人のファンには「ドラマ『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』のセリフの再現とハグ」がプレゼントされることになり、ハグの瞬間には会場からうらやましそうな歓声が響き渡った。2人目のファンが北海道から来たということで、会場に「もっと遠くから来た人は?」と尋ねると、台湾やタイ、さらにはロシアから来たというファンも。イ・ジュンギのグローバルな人気が証明された。
プレゼントタイムのあとはダンスタイムへ。韓国で90年代に流行ったダンスと今流行りのガールズグループのダンスを披露した。ガールズグループのダンスでは、韓国のグループTWICEのヒット曲「TT」の振付を披露し、ポイントを掴んだ可愛らしいダンスにファンは大盛り上がり。ダンスの後イ・ジュンギは「実は、90年代の曲は知っている人が聞けば一緒にすごく盛り上がれるんですが、皆さんが“これが90年代のダンスか~"とただ見つめているのでプレッシャーを感じました(笑)」と笑いを誘った。
2017年の抱負を尋ねられたイ・ジュンギは「来年は時代劇ではなく、ラブロマンスをやりたいです」と答え、会場から歓声と拍手が。続けて「あとは機会があればアクションものにも挑戦したいです。期待してください!」とファンに伝えた。
その後、青いライダースジャケットを着て再登場したイ・ジュンギは、新曲「Thank You」と「Now」を披露。「Now」では会場も一緒になって「Now! Now! Now!」と叫んで盛り上がった。次は日本の名曲「世界に一つだけの花」と「君がいるだけで」のアレンジバージョンを軽快に歌い上げ、最後にドラマ『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』のOST「君のため」を熱唱し、イ・ジュンギはステージを後にした。
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