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取材記事


Q:ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、ミング役を演じました。たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございます。

Q:監督はキム・スンウさんをモデルにシナリオを書いたそうですが、ミング役をどのように表現しようとしましたか?

監督が僕をモデルにシナリオを書かれたなんて嬉しいです。“最初のハタチ”と“2度目のハタチ”、恋愛感情に差はなく、熱量は同じなんじゃないかなと思います。ただ、表現の違いはあるなと思って、“2度目のハタチ”がハタチの時と現実的に違う点など、監督とよく話し合いながら演じました。

Q:セリフの量が多く、人生と死、芸術など、深い内容も描かれていましたが、シナリオを読んでどう思いましたか?

監督が語ろうとしていることが、手に取るように分かりました。僕の年齢に合う感性や感情を書いてくださったので、特に難しいことはありませんでした。僕は人文学的な知識に疎いので、撮影に入る前に勉強した方がいいかなと思いましたが、作中イ・テランさんに教えてもらう立場だったので、僕よりイ・テランさんの方がたくさん勉強したのではないかと思います。

Q:イタリアロケで大変だったことは何ですか?

イタリアロケをすると聞いたとき、撮影自体への楽しみもありましたが、やはりイタリアへの様々な期待で胸を膨らませていました。でも撮影が終わって、撮影と旅行は違うということを悟りました(笑)。旅行だったら幸せだったと思いますが、海雲台(ヘウンデ)で撮影するのとあまり変わらなかったなという気分です(笑)。昨年の釜山国際映画祭で上映されたとき、「僕らはあんなに素敵なところでロケしてたんだ」とやっと気付きました(笑)。



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