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取材記事


Q:ご挨拶をお願いします。

遠くCOEX(コエックス)(※)までお越しいただきありがとうございます!楽しい時間をお過ごしいただけたらと思います。

※国際展示や会議場、アーティストイベントなどの文化芸術行事が行われる総合展示場。

Q:撮影時、危険なことはありませんでしたか?

崩壊シーンを連続して撮った時ですね。スタッフは徹底的に備えていてくれたのですが、撮影途中に石が落ちてきたり、予想以上に(石や土などの)崩れる量が多かったりして、危険なこともありました。怪我はありませんでした。それより、舞い上がる塵との戦いが一番大変でした。

Q:とても前向きな役ですが、ご自身の姿を投影した部分はありますか?

(この役のキャラクターについて)監督は相当力を入れたんだなと分かるくらい、シナリオにしっかりと書かれていました。実際に(トンネルに閉じ込められたのが)僕だったとしても、一日中泣いてばかりはいないと思います。僕も生に対する意志が強いですから、状況に適応し、その中で何か楽しみを探すんじゃないかと思います。気楽に、余裕のある心を保つのが重要だと思いました。(トンネルの)外の状況は緊迫していますから、内部で(の緊張感)は少し緩めていた方が、対比となって、より痛みを伝えられるんじゃないかと思って演じました。

Q:子犬とのケミストリーが印象的でした。撮影エピソードがあれば教えてください。

子犬の体力はあまりないので、実は二匹で交代して撮影しました。一匹は感情演技、もう一匹はアクション演技を担当しました。子犬の餌を分けて食べるシーンは、奇跡的にうまく撮れました。セット場は暗かったので、子犬が恐怖を感じないように、撮影に入る3ヵ月前から暗闇に慣れる訓練をしました。撮影中は僕がずっと一緒にいました。僕が餌をたくさんあげたので、よく従ってくれたんだと思います(笑)。子犬のおかげで、奇跡的な時間を過ごすことができました。



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