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取材記事


Q:役の紹介と出演の感想を聞かせてください。

人気監督のカン・ミンジュ役を演じます(笑)。同年代には共感を、若い世代には「将来、あんな人生もあるんだ」と思っていただけると思います。とても楽しく撮影しています。

Q:これまで主に恋愛物語で演じてきた役と比べ、今回の監督役はいかがですか?

女優として長く仕事してきたので、監督は身近な職業でした。劇中、主演俳優たちが撮影現場からこっそり抜けだしてキスしているのを見つけ、「あんたたち、そういうのは演技で見せなさいよ!」と叱るシーンがありましたが、リアルにできました(笑)。気楽に演じています(笑)。

Q:様々な苦労があったと思いますが、一番大変だったことは何ですか?

キム・ヒエ「バンジージャンプのシーンが印象に残っています。実際には飛ばず、代役の方に飛んでもらいました。それでもバンジージャンプ台の上に4時間もいたので、ジャンプの教官には『飛べそうですね』と言われました。飛べない人は、ジャンプ台に立つことさえ怖くてできないそうです。そんな所で4時間も立っていたのが、本当に大変でした。

また、水に溺れるシーンは、軽く"あっぷあっぷする"くらいだろうと思っていましたが、いきなり水深5メートルのプールに連れて行かれてびっくりしました。水に沈む演技については簡単に考えていましたが、これが大変で(笑)。体中の空気を全て吐き出さないと沈まないんです。私は地に足が触れていないと安心できないのに、浮いてるわ、息できないわ、でも演技はしなきゃだわで、本当に死ぬかと思いました。

監督から『少し休みましょう』と言われたのは、夜の12時でした。私が演じなければみんな帰れないんだから、"もう死のう"と思いました(笑)。何かあったらこの人達が助けてくれるだろうと思って死ぬ覚悟で演じて、やっとのことで成功しました。良いシーンに仕上がってうれしいです(笑)。私の年齢で水中撮影ができる機会は、なかなかないと思います。難しかったですがやり甲斐がありましたし、忘れられない経験ができて、幸せに思います」

チ・ジニ「私は水中撮影は今回で3度目です。水中シーンは本当に辛くて大変なので、(キム・ヒエさんは)すごいと思いました。こういうシーンだと事前に分かっていたら準備もできたでしょうが、準備なく撮影に入ったので、もっと大変だったと思います。おかげでリアルに仕上がったと思います(笑)」



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