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取材記事


Q:ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、短編映画『偉大なる遺産』の監督、チャン・グンソクです。

Q:俳優として活動してきましたが、直接監督をしてみていかがでしたか?より細部にこだわるようになったんじゃないですか?

僕もそうなるだろうなと思っていました。でも、そのようにはなりませんでした。主演のノ・ヒョンウクさんに「俳優の気持ちをよく分かっていますね」と言われました。(俳優として)演じている時は、いくら大変でも、自分から「大変だ」と発しなければ誰も分からないと思っていましたが、(監督として)現場で見ていたら、そうではありませんでした。やはりカメラは正直です。俳優に少しでも疲れた気配が見えたら撮影を中断し、休めるように努めました。

Q:子役としてデビューしてから歌手としても活動し、今は監督としてこの場にいますが、ご感想はいかがですか。

僕自身もこんがらがりそうです。色々と手を出しすぎて、信頼が落ちてしまうんじゃないかという不安もあります。今年30歳になりました。自分の成果を"完成型"と表現するには、まだ物足りないと思います。まだ経験していないこと、やってみたかったことに挑戦し、本を読むより体で直接やってみる方が、もっと価値ある経験になると思っています。短編映画監督としても、もちろん俳優としても、決して完璧ではありません。みんなの予想の範囲内に留まるより、「この人はここまでやるんだ」と思われるくらい、様々なことに挑戦してみたいです。

短編映画には長所があります。映画の規模が大きくなるほどスタッフが多くなりますし、投資の問題もあります。そうやっているうちに、監督が伝えようとしたストーリーが変わってしまうこともあります。短編映画は、伝えたい物語を短く、淡白に描くことができるジャンルです。ですからたくさんの関心が必要です。今回の映画祭でたくさんの方が関心を持って観てくださると、より多くの監督に表現の場ができるんじゃないかと思います。今日は忘れられない日になると思います。今日お招きいただき、より責任感が湧きました。今後の映画は、一作一作、より大切に作ると思います。責任感を与えられる場だと思います。



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