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取材記事


Q:ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、イ・ジョンス役を演じたハ・ジョンウです。

Q:役の紹介をお願いします。

僕が演じたジョンスは、自動車のセールスマンで、好奇心が旺盛で、とても前向きな男性です。(トンネルに閉じ込められても)その中で何とかして耐えて、適応し、生き残ろうとします。よくいる隣のおじさん、隣の兄さんのような役です。

Q:出演の理由は何ですか?

シナリオが面白かったからです。一人の人間の生命の大切さを語る内容が心に響いて、出演を決めました。(トンネルの)外では一人の生命を救うため一生懸命に救助作業が行われる中、その中に閉じ込められたジョンスは現実を受け入れて適応しようとします。とても深刻に、真剣に(トンネルの中の)ジョンスを心配する妻と家族、救助隊長の気持ちとは裏腹に、ジョンスはそんな状況の中で楽しさを見つけ、小さいことに幸せを感じながら耐えていく、というのがブラックコメディのようでした。そのアイロニーが面白くて出演を決めました。

Q:ずっとトンネルのセットで撮影しましたが、いかがでしたか?

初めてセットに訪れた時、空気が悪くて大変だと思いました。二ヶ月間主にトンネルのセットの車の中で演じましたが、粉塵、ほこり、土との戦いでした。 でも、(スタッフの方々が)たくさん思いやってくださって、ほこりや土などを食べられる"きなこ"や、食べられるかどうか分かりませんが"炭の粉"に変えてくれたりしました。

Q:共演者とは顔を合わせずに電話で話すシーンが多く、実際に電話越しで演じたそうですが、いかがでしたか?

普段よりも集中力を要しました。ドゥナさんが僕と電話で話すシーンを撮影する時、僕は家で休んでいたのですが、実際に演じているような気持ちで電話に応じました。(演じる側は)相手の声に頼るしかありません。一言一句、呼吸、一つひとつに120%集中して演じなければ、実際にカメラの前で演じているドゥナさんやダルス兄さんの役に立たないので、出来がとても気になりました。



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