Q:山奥での追撃戦はとても大変だったと思いますが、エピソードがあれば教えてください。
体力的にとても大変でしたが、頑張って走れたことが幸せです。映画が完成されていく楽しさが、撮影中の苦労に勝りました。俳優人生59年目にして、今回初めて経験することがありました。雨が降る中ハンターたちと闘うシーンがあり、一週間くらい撮影しましたが、その内3日は実際に雨の日に撮影しました。照明が雨に降られると感電の事故の恐れがあるので、普通は雨の日の夜は撮影しないのが決まりです。でも、今回は雨に降られないように、山全体に照明を設置して、万全の体制で撮影しました。普通、雨の日の撮影後は、メイクチームが雨を遮ってくれたり暖房を当ててくれますが、今回はカットサインがかかると傘を探したり、雨に降られたりしました。その3日間はいつもと違って妙な感じでしたが、結果的にそのシーンはとてもよく出来上がったと思います。
Q:アン・ソンギさんが演じたギソンからは、『レヴェナント:蘇りし者』のレオナルド・ディカプリオ(※)が連想されました。劇中、ギソンがどうやって助かったのか教えてください。
この映画は、すぐには理解できない部分があります。スピーディな展開の映画なので、ぜひ2回以上観ていただきたいです(笑)。
※西部開拓時代、極寒の荒野に瀕死の状態で置き去りにされたハンターのサバイバルドラマを描く。
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