会場が暗くなり、スクリーンに「シウォンさんを呼んでみませんか?」という文字が浮かび上がった。ファンが一斉に「シウォン氏ー!」と声を上げると、ブラックのロングカーディガンに、7分丈のクロップドデニム、スパンコールのスニーカーを合わせてカジュアルにコーディネートしたリュ・シウォンが登場。最初の曲として、人気ドラマ『オールイン 運命の愛』のOSTより、故パク・ヨンハの「初めて出逢ったあの日のように」を歌い上げた。
曲が終わり、リュ・シウォンが「(日本語で)こんにちは、みなさん~お元気でしたか?」と挨拶すると、ファンは大きな拍手で答えた。しかし、リュ・シウォンは何度も咳払いをして中々次のコメントへ進めず。やっと口を開いたリュ・シウォンは「この曲は少し高いです」と話し、笑いを誘った。
リュ・シウォンは、「僕も元気に過ごしました。無事2016年を迎えて、今年初めて日本に来ました。コンサート以降、3か月ぶりですよね?僕のファッション、少し変わりましたよね?(笑)」と自らこの日の若者風(?)のコーディネートについてファンに問いかけ、会場は笑いと拍手に包まれた。さらに、「僕もこんなファッション、着こなせますよ。あまり着ないだけです(笑)」と付け加え、会場はどっと沸いた。
今年韓国の年で45歳を迎えたというリュ・シウォン。「50歳になるまでは若くいられるように努力しますが、最も素敵な男性は、自身の年齢相応な格好、行動をする人だと思います。50歳が過ぎても(スパンコールのスニーカーを見ながら)こんな格好するのはちょっと…(笑)」とリュ・シウォンらしいトークで会場は笑いに包まれた。
ここで、オープニング曲の選曲について、「以前、コンサートで『冬のソナタ』の曲を披露したことがあります。コンサートでは僕の曲を歌いますが、ファンミーティングでは僕が好きな韓国の曲を歌いたいと思いました」と明かし、「いかがでしたか?大丈夫でしたか?」とファンに感想を聞き、客席からは割れんばかりの拍手が響き渡った。
オープニングトークを終え、ここからは今年のスケジュールについて話すというリュ・シウォン。4月末からはレーシングのシーズンがスタートし、5月・6月にはディナーショーを予定していると明かすと、客席からは「わー!」と歓声が上がった。ファンの反応を見たリュ・シウォンは、舞台袖のスタッフに向かって「うん?告知したって言ったよね?」と聞き、まだ発表されてなかったことを説明され、「あ、なんだ、僕がここで発表しちゃいましたね(笑)」とお茶目に笑い、ファンも大笑い。
その続きのスケジュールを発表するためにか、リュ・シウォンは「チョンさんはどこ?チョンさーん!」と、スタッフを探しはじめ、会場はさらに爆笑に包まれた。例のチョンさんからスマートフォンを渡されたリュ・シウォンは、東京で5月22日に1回、23日に2回、大阪6月13日に1回、14日に2回で、全6回ディナーショーを行うことを発表し、ファンは喜びの歓声をあげた。
リュ・シウォンは、「今年は日本での活動に重点を置こうと思います」と話し、東京でのディナーショーはグランドプリンスホテル新高輪で行うと明かすと、客席からまたもや歓声が上がった。その様子を見てリュ・シウォンは「なんでそんなに喜ぶんですか?そこの会員証でも持っているんですか?」と冗談を言い、笑いを誘った。
大阪の会場を発表しようとすると、忘れてしまったのかまたスタッフを探しはじめたリュ・シウォン。「チョンさんはどこ??(チョンさんを見つけて)君はなんでそこにいるの?(舞台袖を指しながら)君はここにいなきゃでしょう!そこでファンミーティング観覧しているの?」とチョンさんにツッコミを入れ、会場は笑いの渦に巻き込まれた。
無事、大阪でのディナーショーはハイアットリージェンシー大阪で行われることを発表し、次のスケジュールの話題へ。リュ・シウォンはチョンさんに「これ話してもいいよね?」と承諾を得たあと、「11月14日・15日は武道館でコンサートを行います」とビッグニュースを発表し、会場からは割れんばかりの拍手が響き渡った。リュ・シウォンは「今回の武道館コンサートは平日ですが、辛うじて押さえられました。今日本はライブ会場が少なくて会場を押さえるのが大変です」と明かした。
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