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開演時間になると、スクリーンには「いつもの感謝の気持ちを込めてプレゼントを準備しようと思います」というメッセージと一緒に、タイプライターで何かを打っているイ・ミンホの姿が映し出された。ステージに巨大な本がセッティングされると、ホワイトのタートルネックとアイボリーのジャケットを羽織ったイ・ミンホが登場。会場は黄色い歓声に包まれた。イ・ミンホは、11月に発売したシングル「The Day」から「あの時のように」を歌い、ステージにセッティングされた本には、イ・ミンホが出演した作品のスチールショットと歌詞が映し出された。

曲が終わると、イ・ミンホは「みなさん、こんにちは。イ・ミンホです。お久しぶりですー!」と日本語で挨拶。ファンは熱い拍手と歓声で答えた。さらに、イ・ミンホが「あけおめ。あけおめ!」とお茶目に新年の挨拶をし、笑いを誘った。これに、この日MCを務めたYumi氏が、「ミンホさんがもう一度『あけおめ~』と言ったら、みんなで次の言葉を返しましょう!"こ"から始まるやつね!」と話し、イ・ミンホにもう一度「あけおめ」を言ってほしいと頼むが、まだ流れの把握ができなかったイ・ミンホは「あけおめぶりです」と話して会場は大笑い。Yumi氏からしっかり説明され、もう一度「あけおめー!」と挨拶するイ・ミンホに、ファンが大きな声で「ことよろー!」と返し、やっと新年の挨拶が完成(?)した。

ステージにセッティングされたアンティーク風のソファーに座り、ここからは本格的にトークタイムへ。イ・ミンホが「昨日の夜日本に来て、思ったより寒くて心配しましたが、今日は昨日より寒くなくて、私たちを祝福しているように感じます」とコメントし、ファンを喜ばせた。

先日、韓国でもトークコンサートを行ったというイ・ミンホ。感想を聞かれると「とてもよかったです。ファンのみなさんとは、『花より男子~Boys Over Flowers』(以下、『花より男子』)以来、6,7年間お会いしてきましたので、素直に話せて、深い話もできてよかったです」と明かした。

今年29歳になるイ・ミンホ。数え年の韓国では、30歳になったという。そんなイ・ミンホの20代をキーワードで振り返ってみることに。まず最初に「財閥」と「イケメン」のイメージについて、自身はどう思っているのかと聞かれると、イ・ミンホは「財閥のイメージは悪くないと思います。貧相に見られるよりは裕福に見られた方がいいと思いますので…(笑)。『花より男子』の影響が一番大きいと思います。『個人の趣向』と『シンイ-信義-』では、裕福なキャラクターではなかったですが、それでも(『花より男子』の影響で)財閥のイメージがあるようです」と答えた。

映画『江南ブルース』では財閥とは真逆のキャラクターを演じたイ・ミンホ。Yumi氏が「もし『江南ブルース』が最初の作品だったらどのようなイメージになったと思いますか?」と聞くと、イ・ミンホは「多分、喧嘩が得意なイメージになったのではないかと思います」と話した。また、実際にも喧嘩は得意なのかと質問されると、「長い間(拳を)使ってないので…(笑)。子供のころはよく喧嘩をしていました(笑)」と昔はヤンチャだったことを明かした。

次のキーワードは「ドラマ」。まずステージのスクリーンには今まで出演したドラマの名場面が流れ、「イ・ミンホが選ぶ名場面とは」という質問が出された。イ・ミンホは「今流れた映像からだと、僕は『シンイ-信義-』のシーンが好きです」と、『シンイ-信義-』でチェ・ヨン(イ・ミンホ)がユ・ウンス(キム・ヒソン)に告白するシーンを選んだ。すると、Yumi氏からそのシーンの台詞をやってほしいとリクエストされ、やってみるものの、「私があなたを手に入れるとしたら、一生です。一日でも、何日でもなく…(笑)」と最後に笑ってしまったイ・ミンホ。そんなイ・ミンホを見て、客席も笑い声に包まれた。



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