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取材記事


Q.ご挨拶をお願いします。

オム・ホンギル役を演じました。今日初めて映画を観ましたが面白かったです。昨年の今頃は『国際市場で逢いましょう』のマスコミ試写会で胸がジーンとしましたが、この映画にはそれとは違う感じのジーンとする感動があると思います。

Q.一番苦労したのは何ですか?

こんなに苦労するとは思いませんでした(笑)。山岳映画というのは私たち俳優陣もスタッフも初めてなので、基本的に参考にできるものがなかったです。アクション映画や恋愛物は演じた後、モニターを確認すれば、「これぐらいならいい」、「ちょっと違う」と判断できる基準がありますが、山岳映画にはそういうのがなくて大変でした。

Q.ファン・ジョンミンさんは個人的にオム・ホンギルの決心をどのように受け入れましたか?

いつの間にか先輩になり、主役を演じていたら寂しいと思う瞬間がたくさんあります。以前はスタッフたちと笑ったり喋ったりして楽しく過ごしていましたが、いつのまにか私は大人だと思われるようになりました。私が近づけば近づくほどスタッフたちは居心地が悪いようです(笑)。それは仕方ありませんよね。そんな時に感じた寂しさと、(山岳隊の)隊長として感じた寂しさはあまり変わらないと思いました。みんなオム・ホンギルさんは格好いいと思っていても、彼の気持ちまでは知らないでしょう。今回の映画を撮影しながら彼の気持ちが少しずつ分かりました。

Q.寂しさをどのように乗り越えましたか?

どうやって乗り越えたと思いますか?酒です(笑)。他のものでは乗り越えられないでしょう。これは解かなければいけない宿題のようなものです。もっと年を重ねてスタッフたちに先生と呼ばれはじめたら、さらに寂しくなるんじゃないかと思います。むしろ、そういうのを感じたら、これが私に与えられたものだと快く受け入れようと思っています。



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