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ここ数年はミュージカル俳優としての実力もうなぎのぼりのイ・ジフン。
この日のイベントは、今まさに韓国で上映中のミュージカル『エリザベート』より、「キチ(まがいもの)」からスタート。イ・ジフンは歌いながら、客席後方から勢いよく登場した。

早速のファンサービスに客席からは黄色い声が起こり、イ・ジフンはそれに応え、ファンの間を縫うように駆けまわりながら、ステージへとたどり着いた。

息を整えながら会場を見渡したイ・ジフンは「ミュージカルを観た方はご存知だと思います。どれほど息があがるものか!しかもいつもよりたくさん歩き回ったので、10倍大変でした」とし、日本語で「こんにちは!イ・ジフンです」と挨拶した。

オープニングがミュージカル『エリザベート』で自身が演じているルキーニ役の再現だったことを説明し、「実際のミュージカルでも客席からサプライズで登場して、お客さんにいろいろな物を売るシーンがあります。でも今日は(品物を)持って来られなくて…(日本語で)ごめんなさーい!」と愛嬌たっぷりにコメントした。

久々に日本のファンと会った感想を聞かれると「(日本語で)本当に!本当に、会いたかったです!」と笑顔を見せ、「ワクワクして緊張もして、みなさんと初めて会った時を思い出して…(泣き真似をして)本当に会いたかったです…」とかわいく言ってみせ、ファンの笑いを誘った。

写真提供:(c)SPINGLASS