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映画『鳴梁-渦巻く海(以下『鳴梁』)』でイ・スンシン役を演じ、カリスマ溢れる演技を披露したチェ・ミンシクが、第51回百想芸術大賞で、映画部門大賞を受賞した。

チェ・ミンシクは「アン・ソンギ先輩もいらっしゃるのに、私が受賞して恥ずかしいです…。ありがとうございます」と口を開いた。

「『鳴梁』は見る人によって好き嫌いが分かれましたが、私たちにとって意味深い映画であることは確かだと思います。地位が低い身一つだけでは、すごく物足りなさを感じ、挫折を感じるきっかけになりました。もっとたくさん勉強しなければならないと思いました。(演技には)キリがないんだと思いましたし、ものすごいプレッシャーに苦しめられました。だからこそ、もっと感謝の気持ちがする作品です。

最近、撮影の移動中に聞いている音楽があります。ローランド・ジョフィ監督の映画『ミッション』のOSTです。この曲が今撮影している映画とリンクする部分があって、よく聞いています。『ミッション』(1986年)はソウル劇場で見ましたが、当時の自分を思い出します。今日この場に参加するために、明け方に(ソウルに)上京しながらいろんなことを考えました。20代、いや、もっとさかのぼって演技がしたいと思い、夢を育てていた高校時代のチェ・ミンシクと、今のチェ・ミンシクは似ているだろうかと思ったら、とても恥ずかしかったです。あまりにも変わっていました。いい作品に出演するより、作品を興行できるのかということを考えています。少しでも残っている(僕の中の)余白をとことん守り抜きます。生きていたら変わるのは自然だと思いますが、それでも最後まで守り抜き、もっといい作品で(自分に)恥ずかしくない俳優になるよう努力します」と俳優としての抱負を含めて、受賞の感想を語った。

チェ・ミンシクは現在、映画『大虎(テホ)』の撮影を終えて、公開を控えている。



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