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取材記事


Q.キャラクターの紹介をお願いします。

母親役を演じました。今まで映画やドラマで見てきた母親とまったく違うキャラクターです。チャイナタウンという空間の、実質的な支配者です。お金になるなら何でもします。非情なところがあります。本当の母親ではないですが、みんなが私のことをお母さんと呼びますし、誰も私の言うことに逆らえないほど、絶対的な存在です。

Q.母親役を演じるのは、挑戦ではありませんでしたか?

ものすごい挑戦でした。シナリオを読んだときとても強烈で、衝撃的でした。母親という役は魅力的で、興味を感じましたが、とても戸惑いました。出演を決めるまで、長い時間と勇気が必要でした。

Q.演じる上で重点を置いた部分はどこですか?

この作品では、この母親役の強烈さによって、周りの人々の性格などが決まります。簡単ではありませんでしたが、演じる立場では魅力的だと思いました。母親の人生の目的はどこにあって、周りをどうやってリードしていくかが大事でした。母親の一言一言の台詞も大事でしたが、それよりも、現実にもいそうな人物に作り上げようとするところに集中しました。偶然道で出会ったとき、母親はどんな姿で、どんな感じの人かなと絶えず考えて悩みました。

Q.白髪や、お腹などに何かを入れて太っているようにしたそうですが、いかがでしたか?

ボスというと浮かぶようなイメージは、最初から排除しました。実際、肌の状態やヘアスタイルは威嚇的な姿を見せるためではなく、このように疲れ果てるような人生を生きる女性の、やつれた姿を見せようとしました。手入れしていない肌、ぼさぼさのヘアスタイルを見せようとしました。女性らしい姿を排除しました。下手に男性の真似をすることも排除しました。性別の意味がない人物で、彼女の年齢が予想できないようにしました。

Q.映画の参考にするために、チャイナタウンに行きましたか?

結構前に行ったことがあって、今回改めて行かなくてもいいと思いましたが、軽い気持ちで行ってきました。外国で見られるチャイナタウンとは違います。私たちはどれだけ排他的なのかが分かりました(笑)。その町の雰囲気や色を感じてきました。



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