時間になると、スクリーンではイム・シワンのプロフィールやこれまでの作品紹介映像が上映された。
映像が終わると、ソナーポケットの「好きだよ。~100回の後悔~」を歌うイム・シワンの声が聞こえてきた。ようやく彼がステージに姿を見せると、ファンは黄色い声援で彼を迎えた。
ホワイト×ブラックのツイードジャケットに、ブラックのパンツを合わせ、端正な姿で堂々と歌う姿に、ファンはうっとり。早口の歌詞も涼しい顔で歌い上げた。
曲が終わってようやく笑顔を見せたイム・シワンは、会場を見回しながら手を振り、ファンの声援に応えた。
MCのYumi氏が登場し、挨拶を促されると「みなさんこんばんは!シワンです。あ!まだ"こんにちは(の時間)"ですねー!」と日本語で挨拶。もう一度やり直そうと、Yumi氏に「もう一回ご挨拶をお願いします、と言ってください」とリクエストし、「みなさんこんにちは!シワンでーす!」と仕切りなおし、ファンの笑いを誘った。
1曲歌い終わっての感想を聞かれると、「これが僕だけの…初めて…(?)のファンミーティングですね。あー、緊張して"初めて"を忘れましたー!たくさん緊張していますが、たくさん準備しましたので、期待してください!」と日本語で答えた。
さらに普段はZE:Aのメンバーと一緒だが、この日は初の単独ファンミーティングとあり「それが緊張する理由です!今は一人…あ、(Yumi氏を指し)二人…あ!(通訳を指し)三人ですね!」と笑ったあと、「みなさんの視線を分散してもらえたら、緊張もほぐれるかなと思います。いろいろなところを見て、例えば照明とか、お水とか…」と、照れくさそうに笑った。
近況としては、アジア各地を回る今回のファンミーティングの準備のほか、「次の映画やドラマの"しゃくひん(作品)"を…(韓国語で)検討中でした」とコメント。Yumi氏から「"しゃくひん"じゃなくて"さくひん"ね!」と言われると、「あー!さくひん!!」と目を丸くしてみせ、ファンを笑わせた。
韓国ではZE:Aとしてだけではなく、俳優としても大きな人気を得ていることに関しては「実感はそんなに湧いていないです。それほどではないですが、僕は良いチャンスに恵まれているな、と思います。昔より多くの関心をいただいているのかなと思います。(日本語で)このファンミーティングもいい機会ですから!」と語った。
また、これまでZE:Aとしても一緒に仕事をしたことがあるYumi氏から「大人っぽくなりましたよね!」と言われると、しばらくぽかーんとした表情を見せ、「(日本語で)僕…今韓国の年で28歳です。子供じゃないです」とし、「(日本では26歳とは言っても)子供じゃないですから」と笑った。
さらにファンから「かっこいい!」「かわいい!」と声がかかると、「(日本語で)なんでもいいです」とクールに答え、会場は笑いに包まれた。
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