Q.ご挨拶をお願いします。
アンニョンハシムニカ。チャン・グレ役を演じるイム・シワンです。お会いできてうれしいです。
Q.出演を決めた理由は何ですか?大人気の原作に対するプレッシャーはありませんか?
僕は(モバイルムービー)『ミセン・プリクエル』で『未生(ミセン)』(以下、『ミセン』)と縁がありました。ドラマが制作されると聞いた時、考える間もなく「ぜひ出演したい」と思いました。大きな機会をくださったことに対して感謝しています。
Q.会社に勤めた経験がないと思いますが、会社員役を演じる上で努力したことがあれば聞かせてください。
会社に勤めている友達が何人かいます。彼らの日常生活をいろいろ聞くようになりました。友達の体験談も聞いてみました。イ・ソンミン先輩から会社勤めを体験してない状態で直接演じた方がいいとアドバイスを頂いたので、最大限その状況で感じるままを演じようと努力しています。
Q.『ミセン』のために準備した自分だけの秘蔵の武器があれば聞かせてください。演技のポイントは何ですか?
演技の経験が多いわけではありませんが、初めて自分の要素をたくさん入れようと努力しています。普段の天然な姿をたくさん入れようと努力しているので、後から見たら恥ずかしくなると思います。本来の姿も見せているので…。慣れていない場所で戸惑う姿が似ていて、そんな姿をたくさん引き出して表現しようとしました。
Q.自分が思うチャン・グレはどんな人ですか?
監督は僕のことをいい人だと思ってキャスティングしたそうですが、それだったらキャスティングミスだと思います(笑)。いい人ではないですが、こんな大きなチャンスをくださって、ハハハ!…感謝します。僕が思うチャン・グレは、韓国を構成している大多数の人々だと思います。ほとんどの人が完璧ではなく、いつも完璧を追求しているけど、完璧になれない、そして自分ができることより、出来ないことの方がもっと多い。そんな人がほとんどだと思います。本当に自分の人生を生きていくというより、仕方なく生きていく人物だから、僕はさらにチャン・グレに愛着がわくし、この人物をしっかり表現してみたいと思っています。
Q.演じながら、社会人の悲哀を感じたことがありますか?
僕が「職場」を考えた時、思い浮かぶ言葉は「安定的」でした。安定的な収入を得て、安定的な職業…。こんなことを思っていましたが、その「安定的」という言葉を手に入れるためには、その(職場)中でどれだけ強烈に競争し、強烈に生きていくのかを理解できるようになりました。
写真提供:(C)tvN
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